産駒が大活躍しているスワーヴリチャード(撮影:下野雄規)

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 今週も絶好調のスワーヴリチャード産駒に要注目だ。先週までに26頭が走り、8頭で9勝。ダリア賞でコラソンビートが産駒初のオープン勝ちを果たすなど、目下4週連続で勝利している。今週は土曜4頭、日曜2頭の計6頭がエントリー。産駒10勝目が期待できそうだ。

 血統的に注目したいのは、日曜新潟5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューするアドマイヤベル(牝2、美浦・加藤征弘厩舎)だ。半姉は17年のヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリード。同じくベルクレスタも21年アルテミスSで2着、22年クイーンCで3着など、クラシック路線を沸かせた。牝馬が活躍する母系でもあり、先々までその動向から目が離せない。

 土曜札幌1Rの2歳未勝利(芝1800m)に出走するスパークリシャール(牡2、美浦・小島茂之厩舎)も勝利を意識できる。曾祖母が名牝トゥザヴィクトリーという血統。前走の新馬(函館芝1800m)は中団から外目を回しながら伸びて、力を示す内容の2着だった。当時と同じく洋芝の芝1800mが舞台ならチャンス大とみたい。

【今週のスワーヴリチャード産駒】
8月19日(土)
札幌1R スパークリシャール
札幌5R リュウノアラス
新潟5R レガシーオブエリザ
小倉6R ショウブウン

8月20日(日)
新潟2R シトラール
新潟5R アドマイヤベル