待望の2勝目を狙うダノントルネード(今年1月撮影、ユーザー提供:もももさん)

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 新潟は金曜正午の時点で芝ダートともに良。芝は速めの時計で推移している。内側が極端に傷んだ印象はなく、内&前で運んだ馬が有利になりやすい。ダートは新潟にしては差しが決まっている。

 小倉は同じく芝が稍重、ダートが良。金曜夕方に少し雨が降るかもしれないが、夏場だけに乾くのは早い。土曜は芝も良、あるいは良に近い稍重となるだろう。先週の芝は例年の夏開催ほどの高速決着ではなかったが、やはり内&前有利。ハーツクライ系が[2-3-2-5]と好成績だった。ダートはパサパサの良にしては速い時計が出ている。人気薄のキングカメハメハ系に注意したい。

 札幌は同じく芝ダートともに良。芝は先週までのAコースからCコースに替わる。開幕当初の超高速馬場は、開催が進むにつれて徐々に時計がかかってきたが、今週は再び時計が速くなるかも。先週はハーツクライ系が[3-3-3-5]と大活躍だった。ダートはペース次第で差しも決まる。先週は比較的人気馬が多かったこともあるが、7~8枠が[6-7-4-23]と好成績だった。

【注目馬】
新潟11R・ダノントルネード…絶好2番枠から好位インを確保できそう。ペースが落ち着きそうな一戦だけに、内&前で運べる馬は圧倒的に有利。直線で進路を確保できれば抜け出せる。

小倉8R・ブルーウィン…先週の小倉芝で好調だったハーツクライ系のジャスタウェイ産駒。昇級戦となるが、前走の時計は上々。単騎逃げが見込めるだけに粘り込みがあっていい。

札幌10R・ゲンパチムサシ…2年前に未勝利を勝って以来の札幌参戦だ。前々走は余裕残し、前走は直線で不利があったので、それぞれ参考外。鞍上モレイラで一変を期待したい。