大阪杯を制したジャックドール(ユーザー提供:TKさん)

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 札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)には“堅いレース”というイメージがあるかもしれない。確かにかつてはエアグルーヴやセイウンスカイなど、圧倒的1番人気馬が強さを見せつけるレースが目立った。しかし、近年はどうだろうか。実は12年のダークシャドウから昨年のソダシまで、1番人気は11連敗中。この中には14年のゴールドシップ(2着)、16年のモーリス(2着)など、単勝1倍台の馬が5頭。意外にも1番人気に受難のレースといえる。

 今年の1番人気候補はシャフリヤール(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)とジャックドール(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)の2頭だろう。前者が2年前のダービー馬なら、後者は今年の大阪杯の覇者。どちらも1番人気に応えられる力の持ち主だが、果たして“見えない敵”に勝てるだろうか。

 ちなみに近5年の1番人気馬は2着、3着、3着、2着、5着。3連単は16590円、10150円、10860円、11900円、15210円だから、典型的な中穴が続く。データを信頼するなど、1番人気を2&3着に固定した3連単狙いをオススメしたい。