50代になった元祖・節約主婦が実践。夏を快適にする「小さな節約」の工夫
エアコンが大活躍し、電気代がかさみがちな夏。電気代の高騰や物価高が気になる今、無理せず節約しませんか? 元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが教えてくれました。
この夏、無理せず節約する5つのアイデア
電気代が高騰する今、なるべく節約したいですよね。物価高でもありますし、電気代だけにこだわるのではなく、あちこちの出費を少しずつ減らして家計を守るといいのかなと思っています。そんなアイデアを5つご紹介します。
●1:使っていない家電はコンセントを抜く
わが家はその日によって、ご飯を食べる人と食べない人がいるので、毎日炊飯器は使いません。
数日に1度まとめて炊いて冷凍しています。最近は、オーブンを使う頻度も少ないので、待機電力を減らすため、どちらもコードを抜いて、使うときにだけ差し込んでいます。
おうちをチェックしてみると、普段からさしっ放しのわりに使っていない電源があるかもしれません。
●2:お風呂上がりは扇風機を活用して涼む
この季節、お風呂上がりや髪を乾かすとき、メイクをするときって、汗をかきがちですよね。
その場合、部屋全体を冷やすのではなく、凍らせて首に巻くアイスリングと扇風機で涼んでいます。冷房代の節約になるだけではなく、換気や部屋を乾かすことにもつながり、洗面所やお風呂場のカビ予防にも役に立っています。
●3:オーブンシートで掃除の手間を水道代を節約
節約するのは、電気代に限る必要もなく…。
たとえば水道代。私はまな板やお皿を汚さないよう、オーブンシートをよく使います
切る食材によっては、まな板に色がつくことも。今回はワカメ、まな板が緑になります。
けれど、シートを敷けばこの通り。
カットした後、シートごと食材を移動してキープもできるので、料理途中、いくつかのお皿やボウルを用意する必要もなく便利です。
魚焼き器を使うときにも、オーブンシートを敷くことで、手間と水道代を減らしています。
●4:アクセサリーを活用して服代を節約する
話はキッチンからファッションに飛びまして。
この夏、新しい服を買う前に、今あるアクセサリーを使って雰囲気を変えてみる工夫をしました。
出してみるとブレスレットやバングルだけでも結構な量があります。
ネックレスも整理してつけてみると、シンプルな服はアクセサリーだけで雰囲気が変わることに気がつきました。洋服を必要以上に買う必要がなく、無駄買いをせずにすんでいます。
●5:洗える靴を取り入れて「今ある服」を新鮮な気分で着る
そんな中でも買ってよかったものが、裸足で履けるGUのニットフラットシューズ。なんと1990円。白い靴はさわやかで、欲しかったのですが、汚れやすい。でもこれは1990円な上にウォッシャブル。汚れたら洗えるんです。
去年の服でも、靴が変わるだけで新しい気分に。白・黒のほかに、ライム色やカーキもありました。