フリーランス経験700人超に聞く 挫折した経験は何割? 独立で必要な“こと”も
転職サイトなどを運営するユニークキャリア(東京都豊島区)がフリーランス経験者を対象に「フリーランスの働き方に関する調査」を行い、その結果を発表しています。調査は、4月13〜19日にかけて、フリーランス経験のある718人を対象に、インターネットで実施しました。
フリーランスとして働いてみて挫折経験があるか聞いたところ、347人が「挫折したことがある」と回答。全体で42%いることがわかりました。フリーランスとして働きやすくなったとはいえ、継続的に働き続けるには高い壁があるようです。
挫折経験がある347人に、その理由についても複数回答で質問したところ、トップは250人の「収入が安定しないこと」でした。続いて、「継続的に案件を受注するのが難しい」が159人、「将来性の不安」が105人、「労働時間が長い」が91人、「スキルが向上できない」が60人という結果になりました。
また、フリーランス経験者100人に「フリーランスとして独立するときに一番力を入れたこと」を聞いたところ、トップは「独学でノウハウを身につけた」で、47人でした。
同社は、調査結果を受け「スキルを身につけることがフリーランスとして独立する上で重要であることがわかります。継続的な案件を受注するためにも、しっかりとスキルを身につけてフリーランスエージェントやクラウドソーシングなどを通して案件を受注できると、高所得フリーランスとして活躍できるでしょう」とコメントしています。