外為サマリー:一時約1カ月ぶりの134円台に上昇、米3月CPIに関心集まる

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 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=133円80銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=146円31銭前後と同1円20銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午後0時過ぎに一時134円05銭と3月中旬以来、約1カ月ぶりに134円台に上昇した。ただ、午後は133円70銭前後での一進一退に戻った。今晩は米3月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、その結果に関心が集まっている。同CPIは前年同月比では2月の6.0%上昇が3月は5.2%上昇にとどまるとの予想が出ているが、食品とエネルギーを除くコア指数では2月の5.5%上昇が3月は5.6%上昇に加速するとの見方もあり、CPI発表後の市場の反応が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0935ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS