「三陸鉄道リアス線」

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 ウェイブダッシュ(東京都千代田区)が運営する、みんなで作る地域応援サイト「生活ガイド.com」 が、「みんなのランキング第42回『絶景ローカル線ランキング』」トップ10を発表しました。

 調査は、2022年12月13日から2023年1月17日にかけて、生活ガイド.com会員の10〜80代の男女を対象に集計し、ランキング形式にしたものです。

 トップ5には、「大井川鐡道」と「JR小海線」が同点で第4位にランクイン。「大井川鐡道」は、静岡・金谷駅から井川駅まで大井川に沿って運行されている路線。日本で初めてSL(蒸気機関車)の動態保存を始めた鉄道で、今でもほぼ毎日SLが運行しています。

「JR小海線」は、山梨・小淵沢駅と長野・小諸駅を結ぶ路線。全長78.9キロの路線で、標高1000メートル以上の野辺山高原を走り、日本で一番標高の高い「野辺山駅」があります。別名「八ヶ岳高原線」とも呼ばれ、車窓からは高原野菜畑、田園風景、千曲川の清流や雄大な南アルプスなどを眺めることができます。

 第2位には、「三陸鉄道リアス線」と「JR釧網本線」が同点でランクイン。「三陸鉄道リアス線」は、岩手・三陸海岸沿いを走行している路線。大沢橋梁(きょうりょう)から三陸の海が見られます。土日には「プレミアムランチ列車」、冬には名物“こたつ列車”が運行します。

「JR釧網本線」は、北海道・網走駅と東釧路駅を結ぶ路線。道内の3つの国立公園を巡り、車窓から釧路湿原やオホーツク海の流氷などを眺めることができます。冬限定で「流氷物語号」も運行。

 1位は「JR只見線」でした。福島・会津若松駅と新潟・小出駅を結ぶ路線。只見川に沿って走る絶景列車で、全国でも屈指の“秘境路線”です。雄大な山々の秋の紅葉や冬景色は人気が高く、心をわしづかみにされる人も多いということです。