お弁当にも大活躍!10分で完成する作り置きおかずで忙しい新学期を乗り切ろう

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新年度や新学期が始まる春。環境が変わって忙しくなる人も多いのでは。そこで今回は、春の食材を使った作り置きおかずをご紹介します。どれも5〜10分で作れてしまうので、一度覚えてしまえばリピート間違いなし!お弁当のおかずにもぴったりなので、ぜひお試しください。

お弁当にもおすすめ!春の作り置きおかず


新学期からお弁当作りがスタートするという方もいらっしゃいますよね。

忙しい朝のお弁当作りは時間との戦い。さらには毎日のことなので、バリエーションに頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

そんなとき、作り置きしておいたおかずが何品かあるととても便利です。

今回は、春の食材を使った作り置きおかずを3品ご紹介します。


筍と桜海老のマヨ炒め


春の代表的食材「筍」。今回は手軽に筍の水煮を活用し、スナップえんどうと桜海老とともにささっと炒めました。

筍のコリコリとした食感、スナップえんどうのシャキシャキ感、桜海老の香ばしさが愉しめる一品。

お弁当のみならず、出来立てをおつまみとしていただくのもおすすめです。


材料(2〜3人前)

・筍の水煮(※)……200g
・スナップえんどう……8本
・マヨネーズ……小さじ2
・塩こしょう……適量
・乾燥桜海老……適量

※筍の水煮には保存料が含まれているものもあり、酸味があります。その場合は下茹でしてから使うことで酸味を抑えることができます。


作り方

1. 筍の水煮を食べやすい大きさに切る。スナップえんどうは筋を取り除く。


2. フライパンにマヨネーズを加えて中火に熱し、1を焼く。途中ひっくり返しながら焼き、筍に焼き目がついたら塩こしょうで味付けする。


3. 桜海老を加え、炒めたら火を止める。


アスパラオムレツ


春が旬の「アスパラ」。ベーコンと一緒に食べ応えのあるオムレツに仕上げました。

火を使わずに電子レンジで調理できちゃうのもこのレシピの魅力。

出来立てはもちろん、お弁当のおかずに冷たい状態で食べてもおいしい一品です。


材料(6切分)

・アスパラ……2本
・卵……2個
・ベーコン……40g

【A】
・塩……ひとつまみ
・砂糖……小さじ2
・牛乳……大さじ2

・ピザ用チーズ……30g
・ケチャップ(お好みで)……適量


作り方

1. アスパラはピーラーで筋を取り除いてから食べやすい大きさに斜め切りにする。


2. 卵にAを加えてよく溶き混ぜる(卵液)。


3. 耐熱容器に1のアスパラ半分量、ピザ用チーズ、ベーコンを順に加える。2の卵液を流し込み、残りのアスパラをトッピングする。


4. ラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱する(竹串を刺して、何もついてこなければOK。様子を見て追加で加熱する)。


耐熱容器から外して食べやすい大きさにカットする。お好みでケチャップを添える。


芽キャベツのカレーナッツ炒め


11月後半から3月にかけて旬をむかえる「芽キャベツ」
家庭で使うには少しハードルが高いように思う方もいらっしゃるようですが、じつは簡単に調理ができます。

今回はフライパンで蒸し焼きにし、ナッツを加えてカレー味に仕上げました。

身がぎゅっとつまっていて、甘みのある芽キャベツはシンプルな調理でご馳走になります。


材料(2人前)

・芽キャベツ……8個(150g)
・水……50ml
・コンソメ……小さじ1/2

【A】
・ピーナッツ……20g
・カレー粉……小さじ1/2
・塩こしょう……適量


下準備

ピーナッツは粗めに刻んでおく。


作り方

1. 芽キャベツの黒くなっている部分があれば取り除き、半分に切る。


2. フライパンを中火で熱し、芽キャベツを焼き目がつくまで炒める。そこに水とコンソメを加えて蓋をし、3分蒸し焼きにする。


3. 蓋を外しAを加えて軽く炒め、火を止める。


作り置きに使う食材の特性を理解しよう


出来立てをすぐにいただくのではなく、冷蔵保存してから食べる「作り置きおかず」。

食材には時間が経つと離水してしまうものや、発色が悪くなってしまうものもあります。そのため、作り置きに使う食材は、その特性を考えて調理する必要があります。

今回ご紹介した作り置きおかず3品は、清潔な保存容器に入れて冷蔵で3日程度保存が可能です。

日にちが経っても状態が変わりづらいものを作り置きにすることで、忙しくて調理する時間がないときでもおいしいおかずを楽しむことができますよ。

作り置きおかずを上手に活用して、忙しい新学期を乗り切ってくださいね。