ブレンダン・フレイザー、「ハムナプトラ」で死ぬところだった
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2月28日に「ケリー・クラークソン・ショー」に出演したブレンダンは、1999年公開の出世作「ハムナプトラ」で死にそうな思いをしたかと質問され、「危うくね。不意に首を絞められたよ」「(首の周りに)ロープを巻いて、こんな風につま先立ちしていたんだけど、出来ることは限られている」「で、(監督の)スティーヴン(ソマーズ)が駆け寄ってきて『首を絞められているように見えない。もうちょっと本当っぽくできない?』って言ったんだ」「で、『わかった』って言ってね。『あと1テイク』って思ったよ」「そしてカメラが回ってきて、僕はつま先立ちして、僕の上でロープを持っていた人がそれをちょっと高めに引っ張った。それ以上つま先を伸ばせなかったから下に落ちるしかなかったんだ」「彼は引っ張り上げ、僕は下がっていった」「そして次に気づいた時には、僕の肘が耳のところにあり、世界が横になっていて、歯の間に砂利が入っていた。皆シーンと静まっていたよ」と当時の状況を説明した。
「おめでとう。君はクラブ入りを果たした。メル・ギブソンにも『ブレイブハート』で同じことが起こったんだよ」
そんな危ない経験をしたものの、ダーレン・アロノフスキー監督による「ザ・ホエール」で演じた肥満の教師チャーリー役の演技で、アカデミー賞にノミネートされているブレンダンは、俳優業が「大好き」だとして、「憧れが実現したんだ。僕なんかがそんな夢を見ることすら許されないと思っていた」「僕の仕事が大好きだ。世界で最高の仕事だし、意味があり、感謝の気持ちがある方法で他の人と繋がることが出来ると証明されているものだ。僕も謙虚さを教わったしね」と話していた。