無印良品、生育が早く環境負荷の少ない竹を使った収納用品や収納家具を発売

写真拡大

　良品計画は2月23日に、生育が早く環境負荷が少ない素材である竹を使った収納用品×10種類、収納家具×5種類を、同社の展開する全国の「無印良品」店舗、および「無印良品」ネットストアにて発売する。

　無印良品では、地球環境対応を含む未来に向けた生活や商品の在り方を考え、プラスチック商品のリユース・リサイクル・代替素材への100％移行を推進しており、すでに竹を代替素材として活用したティッシュペーパーや楊枝といった生活用品を販売してきた。今回は、さらに収納用品や収納家具でも、竹を使った商品を大幅に拡大する。

　竹は、植物の中でも生長が非常に早い資源であり、短期間で多くのバイオマスを生産できる。CO2を吸収して酸素を放出することが可能で、地球温暖化防止の観点から注目されている。また、丈夫でしなやかな特性であり、収納用品や収納家具の素材としても適する。

　収納用品としては、新商品「重なる竹材整理ボックス」×3種と、リニューアル商品「重なる竹材長方形ボックス」×7種を用意している。「重なる竹材整理ボックス」は、片手で持てるサイズなので持ち運べる小物入れとして役立つ。「重なる竹材長方形ボックス」は、「無印良品」のモジュール（標準寸法）に合ったサイズで作られており、スタッキングシェルフなど無印良品の収納家具にぴったり収まる。また、フタも販売しているので、積み重ねて収納できる。

　収納家具としては、タオルハンガーとラックを4種発売する。柔らかな質感と天然素材ならではの風合いで、リビングやダイニングなど暮らしの中で見える場所で使いやすく、経年変化を楽しめる。フリーラックやコーナーラックはコンパクトサイズで、部屋の小さなスペースに置けば収納スペースを作れる。

　今夏にはさらに、竹素材の特徴を活かした商品として「幅が変えられる室内ハンガー」「折りたためるスツール」「踏み台」の発売を予定している。