県立広島病院やＪＲ病院などを統合する新病院構想の見直しを求め、共産党の市議らが県に申し入れを行いました。

この構想は県が県立広島病院やＪＲ病院などを統合し、高度医療を提供する約１０００床を備えた新病院を設置するものです。

共産党の広島市議や南区の住民は１７日に県庁を訪れ、構想撤回などを求める申し入れをしました。これによりますと新病院に統合される県立病院周辺に住む５５人にアンケートを取ったところ、約８５パーセントが統合に反対だったということです。

共産党 中原洋美広島市議（南区選出）「本当に小さな声ですけど、地域全体の声であるしっかり受け止めて今後対応いただきたい」

県は「今後、地域住民の意見を聞きながら議論していきたい」としています。