グリーン上も安定の菅沼菜々 ブレークにつなげた(撮影:GettyImages)

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新女王誕生、ニュースター登場など今年も大いに沸いた国内女子ツアー。その1年間をスタッツで振り返る。【3パット率】
3パットかそれ以上のパット数の率が争われる項目。当然ながら数値は小さければ小さいほどいい。そこで菅沼菜々が、並みいる強豪を抑え1.9252%で1位に輝いた。これだけでなく平均パット数でも1.7617回だったパーオンホール、28.7327回だった1ラウンドあたりでともに5位。ショットでつけて、それをきっちりとグリーンで決める安定感を一年間見せ続けた。
今季は上位に顔を出す機会も増え、年間トップ10数は15回で5位。初優勝こそ挙げられなかったが、来季早々に悲願を達成してもなんら不思議ではない存在へと成長した。まさにパット・イズ・マネー。グリーンで無駄なスコアロスを防ぎ、ブレークー、そんな一年になった。
菅沼と2位の青木瀬令奈が3パット率1%台を死守。5位だった女王・山下美夢有らを上回った。
【2022年3パット率上位】
1位:菅沼菜々  1.9252%
2位:青木瀬令奈 1.9636%
3位:西村優菜  2.1036%
4位:岸部桃子  2.1667%
5位:山下美夢有 2.2119%
6位:森田遥   2.2447%
7位:全美貞   2.2537%
8位:稲見萌寧  2.3148%
8位:勝みなみ  2.3148%
10位:藤田さいき 2.3420%

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