仏G1に参戦するバスラットレオンの調教状況 坂井瑠星騎手「良い競馬ができるよう頑張ります」/ジャックルマロワ賞
![ゴドルフィンマイル勝利時のバスラットレオン&坂井瑠星騎手(C)netkeiba.com、提供:At The Races](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/e/5eb41_1769_fc8d32d9_6f3b6132-m.jpg)
8月14日にドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞(3歳上牡牝・仏G1・芝1600m)。決戦を明日に控えた13日、日本から参戦するバスラットレオン(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)の調教内容がJRAのホームページ上で発表された。
13日は、ドーヴィル競馬場のダートコースを単走でハッキング1周、キャンター1周(いずれも約1900m)。坂井瑠星騎手が騎乗し調整を行った。
【矢作芳人調教師のコメント】
「予定通りの調教メニューをこなすことができました。昨日よりも気合が乗っています。
2頭(僚馬キングエルメス)で遠征して、イギリスとフランスで計4走、ここまで順調にこられたのはスタッフの頑張りと周りのサポートのおかげだと思います。
(6番ゲートからの発走について)枠順はどこでもという感じで、直線の9頭立てでもあり、まったく気にしていませんでした。
それよりもしっかりと自分の競馬が出来るよう騎手と作戦を立てていきたいと考えています」
【坂井瑠星騎手のコメント】
「変わりなくレース前日を迎えることができました。
相手は強いですが、良い競馬ができるよう頑張ります」
バスラットレオンは父キズナ、母バスラットアマル、母の父New Approachという血統。2020年7月に札幌競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。昨年のNZT(GII)では後続に5馬身差をつける圧勝劇で重賞初制覇を飾った。今年3月にはドバイ遠征を敢行し、ゴドルフィンマイル(首G2)に出走。スタートでハナを奪うと、そのまま後続を寄せ付けず1.1/4馬身差の逃げ切り勝ちをおさめ、日本調教馬として2006年のユートピア以来16年ぶりとなる同競走制覇を飾っている。
同馬がジャックルマロワ賞を勝利した場合、日本調教馬としてタイキシャトル以来24年ぶり、ならびに日本生産馬初の快挙達成となる。
(JRAのホームページによる)