広島市議会は「議員定数」の見直しについて、各会派で意見がまとまらず議論を打ち切りました。

議会改革推進会議 山路英男代表「何度も会派に持ち帰っていただいてできるだけ(意見を)まとめようと努力しましたが、そういう結果に至らなかったことは非常に残念」

議会改革推進会議では、「議員定数」について各選挙区の人口とバランスを取るために定数を増減させる案が出ていました。

しかし、方針の決定には全会一致が必要というルールがあり、現状維持を主張する会派と意見が割れたため議論を終えました。

会議ではこれまで、議員が招集されるたびに自宅からの距離に応じて支払われる「費用弁償」や、月額86万円の「議員報酬」の見直しについても検討してきましたが、意見がまとまらず議論を終えました。

次回以降は、病気や事故により議会を長期欠席する議員の報酬の減額について、検討していくとしています。