その優雅で洗練されたたたずまいに、大人でも思わず夢中になってしまう。

今回は、きっと次のブームになるだろう、話題のスイーツを厳選!

見た目と味わいを兼ね備えた、プレゼントにもぴったりな美しき逸品を紹介する。



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。


1.大人を虜にする、美しきパフェ!
『L'atelier à ma façon』の「苺のメルバ」

フランボワーズのゼリーの下に苺を忍ばせた「苺のメルバ」3,520円(数量限定)

#グラスに広がるストーリー #美しすぎる苺 #アートなパフェ


昨今、アートなパフェがSNSを賑わせているが、ほとんどは縦のグラスを生かした層に凝ったものや、デコラティブなデザインが主流だ。

ところが、『L'atelier à ma façon』の「苺のメルバ」は、その逆をいくアプローチ。

なんと、パフェの顔とも言えるトップが薄いゼリーで覆われていて、その既視感のないビジュアルに目を奪われてしまう。

苺がうっすらと透けて見える赤いヴェールは、まるでグラスの上に咲いた薔薇のようで、その美しさにも息を飲む。

タイベリーのムースシャンティやバニラアイスの層、砕いたダックワーズや焼いたスライスアーモンドが入り、複雑な食感も楽しめるのだ。



パフェの層がチラ見えする、スライスカットした苺が美しく並べられた側面も芸術的。食べる前にサイドビューも忘れずに撮影しておきたい


発想の元になったのは、ロンドンの『サヴォイホテル』の料理長が、オペラの歌姫のために考案したという「ピーチメルバ」。

スライスした苺を整然と並べ、フランボワーズのソースをゼリーで表現するなど、伝統的なスイーツをオーナーシェフの森 郁磨さんが芸術的に再構築。

スプーンですくうまでパフェの深部がわからない、ヴェールに包まれた密やかさも食べ手をワクワクさせる。

予約不可ゆえ直接出向くしかないが、シンプルな造形美と色気を放つパフェに、我を忘れてスマホを構える大人たちが後を絶たない。




ド派手なドリンクはマストでオーダー


器を大小のスタッズが覆うド派手でユニークな茶碗は、作家・古賀崇洋氏の作品。

甘酒や抹茶を提供する際に使用される。「抹茶」660円。


『ラトリエ アマファソン』


店名は、職人の流儀や方法を用いて、創作をし続けていくアトリエを意味。

3名以上の来店、大きな声での会話はNGゆえ、甘美なパフェに没頭して楽しめる。




『ホテルニューオータニ』や町田の『中野屋』を経て独立。累計約500種類のパフェを創作した。


青山で出合う、唯一無二の美しきオーダーメイドケーキ!


2.港区の夜を表現!一流のオーダーケーキ
『UN GRAIN』の「特注アントルメ」

東京カレンダーをイメージした特注アントルメ(6号6,500円〜)

#唯一無二のデザイン #凄腕パティシエ #大人を魅了するセンス


記念日や誕生日などの特別な日には、“とっておき”のケーキで祝いたい。

唯一無二で美しきオーダーメイドケーキを作ってもらえるのが、青山にある人気のパティスリー『UN GRAIN』だ。

シェフパティシエの昆布智成さんは、『オーボン・ヴュータン』『ピエール・エルメ サロン・ド・テ』、パリの『ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション』でデセールを担当するなど、名だたる名店で研鑽を重ねてきた凄腕パティシエ。



ベースのムースショコラにフランボワーズとバラのジュレの鮮やかな赤が効いている


デザインのイメージや味わい、素材などの希望を伝えると、それを元にクリエイションを膨らませ、アートな“作品”を届けてくれる。

どれも圧倒的なセンスが炸裂していて、過去にはモネの「睡蓮」を表現したバースデーケーキがSNSでバズったことも。

そこで今回、東京カレンダーをイメージして作ってもらったのがコチラ。

シャンパンとハイヒール、夜空に天の川が煌めく“港区の夜”を大人っぽく表現したデザインに、編集部一同が歓喜!

苺とフランボワーズでハイヒール、竹炭のグラサージュで港区の夜を表現。ショコラ生地に、シャンパンのガナッシュやフランボワーズとバラのジュレなど、濃厚な大人の味わいが楽しめる。

誰かに自慢したくなる自分だけの一枚に、前例のない反響が巻き起こるはず。


プチサイズのスペシャリテも映える!


フランス語で「ひとつまみ」という意味をもつ、看板商品のプチサイズのお菓子「ミニャルディーズ」。6個セット 2,740円。

※内容によって価格変動あり。


『アン グラン』


「ミニャルディーズ」として、生ケーキ、半生ケーキと焼き菓子など約40種類がそろう。

オーダーメイドケーキの注文は受け取りの10日前まで。




事前にデッサンなどをせず、当日朝のインスピレーションで創作するという奇才っぷり。

ケーキにはシェフ手描きの断面図も添えられる。


造形美に惚れ惚れ!青山の大人味クレープ


3.奥ゆかしい色調と立体美に見惚れる大人味のクレープ
『EQUALLY』の「クレープ・アナナス・ノア」

初夏に提供される「クレープ・アナナス・ノア」(1,870円)は、台湾パイナップルの爽やかな味わいを生かした構成に

#計算された造形美 #品のある甘さ #季節を表現


クレープといえば、ティーンが食べるポップなものというイメージがあるが、名店出身のパティシエが手掛けると、これほどまでに洗練される。それが『EQUALLY』の「クレープ・アナナス・ノア」だ。

くるっと巻かれた生地の先端から顔を覗かせる、鮮やかで瑞々しい台湾パイナップルとナッツに、散りばめられた金粉がなんとも華やか。

アーモンドクリームの香りやカシューナッツ、くるみなどクランチした数種類のナッツの食感も楽しい。

限られた小さな表面で、建築物のような立体的なデザインが施される造形美に惚れ惚れする。



友納さんこだわりの北海道根釧産の生乳で作られる生クリーム。滑らかなホイップが見た目にも美しく、軽い口当たりとほんのりバニラが香る余韻が美味


『ル パティシエ タカギ』『アサコ・イワヤナギ』といった名パティスリーで技術とセンスを磨き、クレープ専門店を開いたオーナーパティシエの友納滉一さん。

心が華やぐビジュアルは、日本らしい品や奥ゆかしさを感じる色調を意識。食べ進めるにつれ、香りと味わいの変化を楽しめる構成だ。

学生時代に作庭の分野を学んだという、店主のわびさびに通ずる美学も、小手先の派手さだけでは満足しない大人を感服させるのだろう。

季節限定の味と斬新で美しいビジュアルを求めに、今すぐ『EQUALLY』へ急ごう。


『イクアリー』


六本木からこの春、表参道に移転オープンした。

これまで同様に、人気の季節のクレープやクラシックな温かいクレープを味わえる。




クレープは、カウンター越しに目の前で焼き上げてくれる。

生地を伸ばす作業から盛り付け完成まで、美しい所作は必見だ。


ショコラティエールならではの繊細なチョコレート!


4.まるで花びらのよう!チョコレートの新しき可能性
『Sachi Takagi』の「chocography Lychee」

乳製品不使用ながら、とろける生チョコの食感と濃厚なコクを実現した新感覚のチョコレート「Chocography Lychee」2,700円(W11.5×H11.5×D3.0cm)。表面はアイシングされて、シャリッとした歯触り

#鮮やかな花びら #まるで絵画のよう #ビーントゥフラワー


箱を開けると、額縁に収まった絵画のようなチョコレートがお目見え。

一粒一粒が一枚の花びらとなって象られた可憐なフラワーモチーフと、それを彩るピンク色のマーブル模様。

女性シェフショコラティエールならではの、繊細なデザインに心が射止められる。


ギフトにも最適なお洒落な箱入り


花や緑や果物などの自然が織りなす、鮮やかなカラーリングが特徴的。

箱を開ける前から心が弾むはず。



程良い甘みと苦み、クリアな味わいでバランスが取れたコーヒー味の「Chocography Coffee」1,836円(W9.5×H9.5 D3.0cm)も人気。模様はコーヒーの実をイメージ。


『Sachi Takagi』は、自家製ビーントゥバーのチョコレートを使用したスイーツブランド。

その特徴は、バターや生クリームを一切使用せず、ココナッツミルクやメープルシュガーを使うなど、すべて植物成分だけで作られること。

加えて、花びらや空の青さなど、自然界から着想を得たという色鮮やかな見た目も華やか。

人気の「Chocography Lychee」は、ビーントゥバーといえば板チョコが定番だったところを、花をモチーフにするという新しい発想も面白い逸品だ。

カカオの風味に花園を彷彿とさせるエキゾチックなライチの香り、植物だからこその雑みのない美味しさを堪能できる。




カカオ豆のブレンド、発酵から現地コスタリカでプロデュース。

自家焙煎を経て、一貫して製造することでコク深いチョコレートに。



上質な素材と美しい造形、確かな味わいとくれば、感度の高い大人たちの食指が動くはず。


『サチ タカギ』


パリの二ツ星レストランでのシェフショコラティエールの経験を持つ、高木幸世さんが手がけるスイーツブランド。

商品購入はECサイトから。

■概要
URL:https://www.sachitakagi.com/
TEL:0120-983-650


フレンチ出身のシェフが手がける、鮮やかなジェラートボックス!


5.鮮やかなジェラートボックスが夏の手土産の新定番に
『Gelato9.』の「9uadrato」

九州の食材を組み合わせた9つのジェラート「9uadrato」5,500円。写真は、熊本産のメロンにフレッシュバジル(中央左)や八朔にシナモン(左下)など個性が光るフレーバーがずらり。生クリーム不使用で味わいは爽やか

#クセになる味わい #盛り上がる手土産 #色合いがカラフル


ホームパーティーの手土産は、その人のセンスが問われる重要なミッション。

他の人と被らず、なおかつ注目の的になれるのが『Gelato9.』の「9uadrato」だ。

蓋を開けた瞬間、整然とボックスに並ぶ彩り豊かな9つのジェラートが登場。その美しさに誰もが歓喜の声を上げ、撮影に夢中になること請け合い。




スタンダードなカップアイスは自分用に


定番商品はあえて作らず季節ごとに旬のジェラートが登場。

ローズマリーや大分の「川谷園」のお茶を使ったフレーバーなど珍しい味わいがそろう。(食べ歩き用は2種660円〜、自宅持ち帰り用は1種550円〜)。



ジェラートを手掛けるのは、フレンチ出身のオーナーシェフ山崎裕太さん。

これまでのジェラート専門店とは一線を画す、フレンチの調理法や技術を駆使した、九州産の果物や野菜の香りや味わいを引き出すアプローチが革新的だ。

例えば、ブランマンジェを思わせるアーモンドの香りを移したミルク味や、ローズマリーとダークチョコの組み合わせ、ブルーベリーとバルサミコ、メロンとバジルなど、一捻りある大人好みのフレーバーが一箱に。

一つひとつのデザインも可愛く、食べるのがもったいないほど。

旬の食材で作るラグジュアリーなジェラートボックスが、夏のパーティーをより一層盛り上げてくれるだろう。


大人が好むシックなボックス


保冷性を保つため素材は発泡スチロールだが、お重のようで重厚感を感じるデザイン。

中身の鮮やなジェラートへの期待を高ぶらせる。


『ジェラートナイン』


店内ではジェラートのほか、夜はバーに切り替わり、専属のバーテンダーが作るオリジナルブレンドウィスキーやカクテルなども提供する。



洗練されたスイーツは、優雅なひとときを与えてくれる。

ご褒美タイムのお供は、大人も思わず喜んでしまう美しきスイーツがおすすめだ。

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