タイガース戦に「1番・指名打者」で出場した大谷翔平【写真:Getty Images】

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第1打席に入る前、ネクストで素振りする様子にファン注目

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、タイガース戦で「1番・指名打者」で先発し、3打数2安打1打点、2四球を選び計4度出塁。チームの13-10での逆転勝利に貢献した。米カメラマンが注目したのは試合開始直前の光景。ネクストで準備する大谷を写真に収めようと、総立ちでカメラを向ける敵地ファンの様子を動画で公開している。

 何気ない瞬間もファンにとってはシャッターチャンスだ。試合開始の直前。大谷は先頭打者として打席へ向かう準備をしている。ネクストバッターズサークル内で1度、2度とスイング。至って普通の光景だが、一塁側の敵地デトロイトのファンは立ち上がり、スマホを向けている。

 大谷の人気ぶり、注目度の高さがわかるシーン。MLBに写真を提供しているカメラマンのマシュー・デレオン氏は自身のツイッターで一塁側の客席からネクストの大谷を映した動画を公開。文面には「バッターズサークルでもショウヘイ・オオタニは観客を引き寄せる」と記している。

 この後の第1打席は右飛に終わったが、4試合ぶりのマルチ安打をマーク。敵地のファンも大谷へ熱い視線を送っていた。(THE ANSWER編集部)