原爆の日を迎えた広島市では夏休み中の小学校に児童が登校し、平和について学びました。

広島市の段原小学校では毎年8月6日を夏休み中の登校日に設定しています。

例年、平和学習は体育館に集まって行われていましたが、新型コロナの影響で、去年同様それぞれ教室で映像を見る形となりました。

テレビで平和記念式典中継を見た児童に三上正浩校長は「8月6日は広島にとって特別な日。段原小学校は爆心地から2kmあたりでつぶれて火事になった。この日をよく考えて皆さんにとって大切な1日にしてください」と話しました。

また原爆が落ちた日に段原小学校で実際に起きた悲惨な様子をまとめた絵本の読み聞かせも行われました。

6年生「原爆って怖いなと思ったことと原爆が落ちたことをこれからの人に伝えていきたい」

「(平和とは)みんなが争いをせず、仲良く過ごせることだと思う」

8月6日は広島市内の多くの小学校で登校日となっています。