ユヴェントスで「奇妙な背番号」を背負った7人のスター
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セリエAで絶対王者に君臨してきたユヴェントス。
ここでは、奇妙な背番号を背負った選手たちを取り上げてみる。
2番:ルシオ
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世界最高クラスのリベロとして、サッカー界を席巻したブラジル代表DF。
背番号3を着けることが多かったが、ユーヴェでは2番を着用した。ただ、わずか4試合で退団。
後に「ユヴェントス移籍はミスだった。それは明らかだ。事実、6ヵ月で去ったし、居心地もよくなかった。アントニオ・コンテには嘘をつかれた」と恨み節を口にしている。
3番:アレッシオ・タッキナルディ
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ローマ時代の中田ヒデが決めた伝説ゴールシーンで餌食にされたイタリア代表MF。
ただ、パスセンスに優れ、強烈なミドルシュートで得点も奪える実力派だった。
ユーヴェでは2002〜2005年まで3番を着用。大好きなNBAのスーパースター、アレン・アイバーソンが背番号3だったというのが理由だそう。
6番:ティエリ・アンリ
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アーセナルで世界最高のアタッカーへと成長したフランス代表FW。わずか20試合で退団したユーヴェでは6番を着けた。
アーセン・ウェンゲルによってウィングからストライカーにコンバートされたが、本人は「(在籍時は)ユーヴェ史上最悪のシーズンのひとつだった。リッピは僕をCFで起用したがっていたが、その後やってきたアンチェロッティが左で起用した。自分がサイド全てをカバーしなきゃならなかった」と述べている。
10番:ポール・ポグバ
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191cmの巨漢を全く感じさせない巧さを持ち、攻守両面に活躍できるフランス代表MF。
カルロス・テベスが退団したこともあり、ユーヴェでの最終年では10番を背負った。
「偉大な選手たちが背負ったこの10番を着るのは光景だ」と話していたが、10番の横に”+5”と書き込む謎めいた行動も話題に。
11番:パヴェル・ネドヴェド
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世界最強の攻撃的MFとして暴れたチェコ代表。
ラツィオでは18番だったが、ユーヴェでは11番を着け続けた。彼の場合は奇妙というよりはむしろ11番を自分のものにした選手ともいえるかもしれない。
常に向上心を持ち続けるプロの鑑のような選手で、セリエBに降格してもユーヴェに残留した。
44番:デヤン・クルセフスキ
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20歳のスウェーデン代表アタッカー。
左利きの右ウィングだが、センターハーフとしてもプレーしていた。アタランタとパルマでも着用するなど44番に愛着を持っている。
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「スウェーデンにいた頃、アドナン・ヤヌザイのマンチェスター・ユナイテッドでのデビューを見たんだ。すごいパーソナリティを持っていたよ、プロデビュー戦とは思えなかった。だから、父さんに彼みたいになりたいと伝えたんだ。この番号に惹かれたのさ」というのが理由だそう。
77番:ジャンルイージ・ブッフォン
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43歳になった現在もプレーを続ける元世界最強守護神。2019年にユーヴェに復帰した際に選んだのは77番だった。
「77番は自分の歴史を表していると思う。パルマでのこの番号を着けたら、運をもたらしてくれた。本当に気に入っているんだ。シュチェスニが背番号1を、キエッリーニがキャプテンマークを申し出てくれたことには感謝する。でも、誰からから何かを奪ったり、取り戻したりしたりするために戻ってきたわけじゃない」とその理由を語っている。
【写真】55、66、99…!なぜか「ゾロ目」の背番号に“執着”する9名の選手
ブッフォンがパルマで77番を着けたのは、在籍ラストイヤーとなった2000-01シーズンのこと。
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本当は88番にしようとしていたものの、欧州において「8」はネオナチに関係の深い番号(※アルファベットの8番目はH。88=HHでHeil Hitlerを想起させる)であるという反発を受けてお蔵入りに。その結果、77番にしたそう。