カブトムシの飼育風景にしか見えない... 弟に作った「バレンタインチョコ」がリアルすぎて失神するレベル
「カレー味のうんことうんこ味のカレーだったらどっちがマシ?」
究極の2択として、しばしばぶつけられる質問だ。どっちもやだ、と即答するしかない。
では、この問いだったらどうだろう。
「チョコ味のカブトムシとカブトムシ味のチョコだったら、どっちがマシ?」
記者は至って真剣である。だって、まさに「チョコ味のカブトムシ」にしか見えない一品が、ツイッター上で話題になっているのだ。
本物にしか見えない(写真はairuさん提供)
2021年2月14日に、ツイッターユーザーのairuさん(@airuria)が投稿した。
写真とともに、
「ちなみに浪人時代に作ったバレンタインチョコはこちら。幼虫はキャラメルコーン 土もオレオだから全部食べられるよ」
という文章が添えられている。これが...キャラメルコーン?本当だろうか。
17日、Jタウンネット編集部は投稿者のairuさんを取材した。
ポイントは体の斑点と頭
airuさんに確認すると、これは間違いなく、カブトムシの幼虫をイメージして作ったチョコだという。
ちなみに浪人時代に作ったバレンタインチョコはこちら。
— airu (@airuria) February 14, 2021
幼虫はキャラメルコーン
土もオレオだから全部食べられるよ pic.twitter.com/2YWoxbhQ5G
このアイデアを思いついたきっかけを尋ねると、
「母が弟に市販のゴリラチョコをプレゼントしていたので、それよりも良いリアクションが取れるものは何かと考えたときに、飼ったことのあるカブトムシでトライしようと思った次第です」
と、答えてくれた。すばらしい兄弟愛だ。
うねうね動きそうな幼虫は、キャラメルコーン。お尻の部分にミルクチョコレートを塗り、その上から全体にホワイトチョコレートを塗ることで、2色のチョコが重なった部分が青っぽく見えるそう。非常にリアルだ。虫嫌いなら悲鳴を上げて失神してしまうかもしれない。
工夫した点は、
「頭や模様はお尻で使ったミルクチョコレートに赤の着色を混ぜることで、より本物に近い色を再現しました」
とのこと。チョコレートの温度管理が少し大変だったそうだ。
なんと、airuさんは自分でもこのチョコレートを食べたそう。父親と弟にもプレゼントしたらしい。2人とも、さぞ驚いたに違いない。
ところで、気になるお味は、どうだったのだろう......?
「使っているもの自体が美味しいので美味しかったです。ただオレオで土を作る際に取り除いたバニラクリームを単体で食べるのがきつかったです(笑)」
と、教えてくれた。
うようよいる...(写真はairuさん提供)
この「カブトムシの飼育風景」にしか見えないバレンタインチョコにツイッターでは、驚く声に混じって
「3年前自分も作ったことがありました...」
「私も昔弟につくりました笑」
「自分のよりリアル」
「この作り方もう少し早く知りたかったー これバレンタインに旦那に渡したんだけど全然リアルじゃない...笑」
など、似たような幼虫チョコを作ったことがあるという人もちらほら。
自作のチョコが大きな反響を呼んでいることについて、airuさんは、
「正直こんなに反響があるとは思っていなかったので驚いておりますが、とても嬉しく光栄に思っております!ツイートを見て作ってくださった方やDMくださった方もいて、とても良いバレンタインの思い出ができました。ありがとうございました!」
と、コメント。
あなたがこのバレンタインチョコをプレゼントされたら......おいしく食べられるだろうか?