全部屋に訳あり住民が――。今回紹介するのは、千葉県在住の女性が、かつて暮らしていたアパートで体験したご近所トラブルだ。

築40年で、2階建ての木造アパート1階に住んでいた彼女。周囲の住民......2階の2部屋と、1階の隣部屋から響く環境音や騒音に、頭を抱え苦しんでいたという。

隣部屋から爆音放つテレビ。四六時中、ドタバタ音と足音を鳴り響かせる斜め上の住人。さらには、真上の部屋に越してきた人が、窓を開けて「ドナドナ」をオペラ調で歌い始めたそうで...。

周囲の住民によってノイローゼ気味だった彼女は、夜中に「発狂」しながら真上の部屋のドアを叩いていた。

上階から真夜中に水を「垂らされたんです」


「発狂」した原因とは(画像はイメージ)

以前住んでいたアパートが、全部屋問題だらけでした。

あそこは、築40年近くの木造アパート。1階と2階に2部屋ずつ、計4部屋でした。

当時私は、1階の部屋に住んでいました。

まず隣の部屋にいた、耳の遠いお婆さんについてお話します。

テレビの音量が物凄くて、ある日外から覗いてみたらテレビの画面が「砂嵐」状態でした。

管理会社に電話したところ、お婆さんのお孫さん達(?)が来ました。するとその孫たちは、テレビの線を引きちぎって、テレビを壊して出て行きました。

続いて、そのお婆さんの上の階の住民について。

何人住んでいるんだか分からないくらい四六時中、足音とともに跳び跳ねる音と罵声が凄かったです。洗濯物も毎日凄い量。

ある日ドッタンバッタンと激しい日が続いたので管理会社に連絡したところ、管理会社も人数を把握出来ていませんでした。家賃も滞納中だったそうで、いわゆるブラックリストに入っている連中らしいです。

最後に紹介するのは、私が引っ越した原因となった真上の住民について。

親子2人で入居してきたのですが、その直後、親が窓を開けてドナドナを大声でオペラ調に歌い始めまして...。隣の部屋から「うるさい!」と怒鳴られていました。

そして真上の住民からの最後の一撃が。

真夜中に、水を垂らされたんです。

部屋で何かをこぼしたみたいで、まさか下階にまで流れていると思わなかったらしく、気付いたら私のクッションと机の上がびしょ濡れでした。

こんな住民だらけで軽くノイローゼ気味だった私は、プッツンして、夜中でしたが発狂しながら真上の部屋のドアを叩いていました。

私はその時期に、他のことでもノイローゼ気味だったので、旦那が限界だと察したのか、その後深夜に着の身着のままアパートから出ました。

実はその時、結婚を機にアパートからの引っ越しを予定しており、数週間後には新居に住もうと考えていました。

ですが、その数週間も例のアパートにいられないくらい精神的に参ってしまったんです。

私は、今でも生活音に敏感です。

 

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