由来は「人のおへそに見えるから」 冬の宮城で作られる「へそ大根」を知っていますか
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2021年1月12日の放送で、へそ大根作りについて紹介していました。
へそ大根とは宮城県・丸森町の特産品で、凍み大根の一種。丸いドーナツ状の形をしています。
串を刺して空いた穴がヘソのように見えることからへそ大根といわれているそう。
番組では、丸森町にある筆甫(ひっぽ)小学校の全校児童9人が「へそ大根作り」に挑戦している様子を取り上げていました。
へそ大根(写真は丸森町筆甫地区Facebookページより)
カレーに入れても美味しい
子供たちは、地元の農家に教わりながらへそ大根を作っていました。
へそ大根は、大根の皮を丁寧に剥き、1.5センチの厚さに切り、それを大きな窯で30分ほど柔らかくなるまで煮ます。それを串に刺し、棚にかけて干して作られます。干した大根は、凍ったり溶けたりを繰り返すことで旨みが増すとのこと。
体験した児童は、とても美味しく、伝統あるへそ大根を今後も残していきたいと話していました。
へそ大根は、お煮しめで食べるのが定番ですが、カレーの具材に使っても美味しいとのことです。
(ライター:rin.)