「『東京では普通だった。これだから田舎は...』都会の女アピールが激しい隣の奥さん。でも、あなたの本当の出身地は...」(山形県・40代女性)
「東京ではこれが普通だった。ここはおかしい」
「義母にひどいことを言われる。私が都会の嫁だからだ」
――ああ、なんて可哀想な「東京出身の私」。
いいえ、あなたは千葉出身。おまけに夫婦そろって、トンデモナイ嘘つき...。今回紹介するのは、山形県在住のKさん(40代女性)が寄せたご近所トラブルだ。
彼女の近隣に、整体院を経営する夫婦が住んでいる。その奥さんが、厄介者らしい。
整体院の奥さんは「田舎嫌い」をとにかくアピールしてくるという。さらに義実家の愚痴をグチグチと...。
いったい、何にご不満なのか。嘘にまみれた例の奥さん、その実態を覗いてみよう。
「沖縄に行った、ディズニーに行った、家族みんなでバイオリンをやっている」
「東京ではこれが普通だった。ここはおかしい」(画像はイメージ)
私のご近所には、整体を経営している夫婦が住んでいます。
旦那さんは地元出身で、奥さんは東京から来たといっていました。(でも、本当は千葉出身だったと後で知りました)。
そんな奥さんは、田舎嫌いなのか
「東京ではこれが普通だった。ここはおかしい」
とよく言っています。ところが、その反面
「沖縄に行った、ディズニーに行った、家族みんなでバイオリンをやっている」
などと、私や周囲に自慢しているので、それなりに「田舎暮らし」を楽しんではいるのかな、と思っていました。
ある日のことです。例の奥さんは、旦那さんの実家を嫌っているらしく
「義母にひどいことを言われる。私が都会の嫁だからだ」
と、私に愚痴を言ってきました。私はそのお母さんを知っていますが、そんな人とは到底思えません。
愚痴は続き、
「(旦那が義実家の)長男なのに土地を相続放棄してあげた。ああ、私かわいそう」
などと、「かわいそうな私」とアピール。ですが奥さんは旦那さんのご両親と住む気も、面倒を見るつもりもないよう。ですので、それが普通なのでは...、とも思っていました。私は、
「そうなんですか。大変ですね」
と空返事。でも「けなげな都会の私、陰湿な田舎の義実家」という意識は揺るがないようで...。
そんな奥さんは、とにかく「都会」と「田舎」で、人を区分します。
「誰でもやってる、東京では当たり前」...、その内実
ある時、旦那の妹さんが実家の土地を一部残して売却し、親と住む家を建てた時も激怒。さらに奥さんは
「義実家は、今の住まいを離れてアパートか中古マンションに住むべきなのに、勝手に家を建てた」
と怒り、これも「田舎特有の陰湿さ」だと断定するんです。
なぜここまでおかしな話になっているのだろう...、と思っていたのですが、こうなったきっかけが分かりました。
ご夫婦は経営する整体院で保険の不正請求(お客さんが怪我をしたことにして保険請求する詐欺行為)をしていて、それについて義実家から
「もうこんなことはやめてほしい」
と言われたことが原因でした。至極当然の義実家からのお願いに、奥さんは
「誰でもやってる、東京では当たり前」
と逆ギレし、開き直っているよう。それから何かと
「陰湿な人たちだ」
と義実家を責めるようになったのでした。東京って怖い(?)。
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