2021年の広島は「変化」の一年に 宮島に原爆ドーム、広島駅...各所で改修工事が進行中
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2021年1月6日放送分では、今年が大改修の一年となる広島について取り上げていました。
コロナ禍で始まった2021年。見渡してみれば広島県内のあちこちで工事が行われる、まさに大改修の年と言えそうです。
日本三景、世界遺産である宮島の厳島神社。海の上に立つ大鳥居の周囲には箱状に足場が組まれ、全体がシートに覆われています。
同じく世界遺産・原爆ドームは5年ぶり5回目となる保存工事。レンガの継ぎ目や窓枠の柱の補修など入札不調で1年余り着工は遅れましたが、3月に終了する予定です。
また、工事をしているのは世界遺産だけではありません。
あっちもこっちも改修中(画像はイメージ)
JR広島駅に尾道、福山城も...
2025年春の開業を目指し進められているJR広島駅南口の工事。2階には路面電車が乗り入れられる予定です。多くの人々に親しまれた駅前の噴水も現在は楕円形の土台だけが残っています。
そして、多くの人で賑わってきた広島県南東部を代表する観光スポット・尾道。尾道城は去年解体され、現在はその姿はありません。
千光寺公園の頂上展望台の周辺も1月13日から立ち入り禁止となり、今月中旬にも工事が始まる予定です。新たな展望台にはエレベーターを設置するなどバリアフリー化され、来年3月に完成する見込みです。
同じく来年に完成予定の福山城も大規模改修中です。大規模改修は再建後初めてで、天守などの耐震化工事や城内にエレベーターが設置される予定です。
コロナ禍の中で広島は改修と変化の一年となりそうです。
観光資源も大切にしながら、街も少しずつ変わっていきますね。
(ライター:momiji)