ニューカッスルが売却に前進? 売却額は400億円超か

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かねてから浮上しているニューカッスルの売却の噂。どうやらその値段が決まったようだ。

ニューカッスルのオーナーをマイク・アシュリー氏は、2007年におよそ1億3500万ポンド(約182億円)で買収。しかし、2008年にもクラブを売りに出すと、合計3度売却を試みるもすべて破談に終わっていた。

2008年には、アラブの王族であるシェイク・マンスール・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン氏に売却を試みるも、ニューカッスルではなくマンチェスター・シティを買収。その後、クラブは大きな発展を遂げている。

今回の売却に関しても、元ボクシング界の帝王であるフロイド・メイウェザー・ジュニアが名乗り出るなどしたが、イギリスの実業家であるアマンダ・ステーブリー氏が売却先になるとのことだ。

ステーブリー氏は、2008年にアブダビ王族とソブリンウェルスファンドによるバークレイズへの73億ポンド()の投資に関与。また、2008年にシェイク・マンスール氏がマンチェスター・シティを買収した際にも重要な役割を担っていた人物だ。

イギリス『BBC』によると、ステーブリー氏とアシュリー氏はクラブを3億ポンド(約404億円)で買収することで合意したとのことだ。

カンパニーズ・ハウス(イギリスの会社登録機関)に提出された31ページにわたる契約書には、取引を完了させるための法的な基盤となり得るようだ。

また、文書には、ステーブリー氏が持つ会社、PCPキャピタル・パートナーズに関連する1億5000万ポンド(約202億円)の請求の詳細や、バークレイズ銀行に対する長期の訴訟についても書かれて切るようだ。

なお、プレミアリーグはこの通内を受けており、クラブ所有者と売却先のチェックを実施するプロセスが行われているようだ。