ドクター・ストレンジ&スパイダーマン&X-MEN&スーパーマンでエジソンvsテスラの電流戦争を映画化した「THE CURRENT WAR」予告編公開
19世紀末にアメリカで起こったトーマス・エジソンとジョージ・ウェスティングハウス&ニコラ・テスラの「電流戦争」をベネディクト・カンバーバッチ、ニコラス・ホルト、トム・ホランド、マイケル・シャノンといった俳優で映画化した、マーティン・スコセッシがプロデューサーを務める映画「THE CURRENT WAR」の予告編が公開されました。もともと2017年に公開予定の映画でしたが、プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ騒動により公開が延期となり、再編集を加えたのちの完成に至りました。
THE CURRENT WARは天才トーマス・エジソン(演:ベネディクト・カンバーバッチ)と……
もう1人の天才ニコラ・テスラ(演:ニコラス・ホルト)
実業家サミュエル・インサル(演:トム・ホランド)
電気事業を推進するジョージ・ウェスティングハウス(演:マイケル・シャノン)を中心とした物語。
電気のない時代、暗闇の中でエジソンは演説を行います。
箱から出て来たのは電球。
手渡された人々は「これは何だ?」と見当もつきません。
ジョージ・ウェスティングハウスに……
「私は世界で最も偉大な電気供給者になる。エジソンよりも」と語るニコラ・テスラ。
2人の天才によって繰り広げられる「競争」は熱を帯びていきます。
「これはアメリカで一番の天才を決める争いだ」
「今日、不可能なことを……」
「可能にする」
「電流をコントロールする者が未来をコントロールする」
プロデューサーは「沈黙-サイレンス-」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「ディパーテッド」監督のマーティン・スコセッシ。
一同に集められる人々に……
「君たちがただ『記憶されたい』のならば大統領を撃てばいい。そうではなくて、私が『伝説』と呼ぶものになりたいのならば、今よりも世界をよりよくしなければならない」とウェスティングハウス。
暗闇の中でとまる1台の馬車。
謎の女性が現れます。
電柱が建てられ……
実業家のインサルによって熱っぽく「新しい技術」が語られます。
「私は世界をまったく変えてしまうものを作り出している」
「もしエジソンが成功すれば、我々は遠くに押しやられ、二度と復活することはできないだろう」
「時には正しいことをするためにルールを破る必要がある」
耳を傾けるウェスティングハウス。
「彼のシステムは死ぬことがあるって言っただろうか?」
「やつの電流は人を殺す」
「彼は汚い手に出た。君もやっていい」
「私から盗んだ!」
そして実験は……
大事故寸前に。
「君はクビだ」と言い渡されるテスラ。
「成功できるのは、ただ一人だけ」
なお、THE CURRENT WARは2019年7月19日から台湾で公開、アメリカでの公開は10月4日からで、日本での公開日は記事作成時点で未定です。