瓶からの直飲みを想定した「アサヒスーパードライ ザ・クール」

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アサヒビールは4月3日(火)、東京・渋谷で「アサヒスーパードライ ザ・クール」(以下、「ザ・クール」)新商品発表会を開催した。発表会会場はなんとダーツバー。その背景として、「ザ・クール」が、ダーツやビリヤード、スポーツバー、クラブといった若年層や女性の“外飲み”需要に特化した商品ということがあるようだ。

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アサヒビールによると、20〜30代は、家庭内における購入容量こそ他の世代と比較して少ない傾向にあるものの、飲食店などでお酒を楽しむ“外飲み”需要は他の世代よりも高いという。「お酒を飲む」ことよりも「仲間との時間や場を作るため」「仲間と距離を縮めるコミュニケーションツールとして」といった若年層ならではの飲酒事情にフィットする商品を目指しているそうだ。

容器は334mlの小びんで、商品ラベルは青のグラデーションとスーパードライならではのシルバーを用いた洗練されたデザインに。レジャーの合間に楽しめるよう、グラスに注ぐのではなく海外ビールのように瓶のまま飲む形を想定しているのも特徴だ。

味は「スーパードライ」ブランドの味の骨格を残しつつ、苦みや渋味を抑えることですっきりとした味わいを実現。「スーパードライ 瞬冷辛口」と同じく、希少ホップ「ポラリス」を使用し爽快さを作り上げているほか、瓶から直接飲む際ののどごしや味わいを重視している。

また、「スーパードライ」の新たなスタイルとして、瓶からダイレクトに飲めるビアカクテルメニューも提案。中でもアサヒビールがイチオシするのが、「ザ・クール」のボトルにカルピス20ml程度を直接注ぐビアカクテル。苦みを抑えたことでカルピスとマッチし、さらに飲みやすい味わいになるという。

アサヒビールでは、ダーツバーBeeを展開するビーリンクとタイアップしたオリジナルG-SHOCKなどフェアキットを展開。また、4月12日(金)から6月30日(日)の期間、東京・原宿にコンセプトショップを期間限定出店し、オールスタンディングでの瓶の直飲みを体験できる場を設ける予定だ。

「ザ・クール」の発売は4月9日(火)から。“外飲み”ならではの魅力にこだわった新しい「スーパードライ」シリーズは、これまでの「スーパードライ」のイメージを塗り替えるかもしれない。(東京ウォーカー(全国版)・国分洋平)