熊本FW安柄俊が韓国2部の水原FCへ完全移籍「熊本での2年間は僕の人生の宝物」

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ロアッソ熊本は27日、FW安柄俊(28)が韓国・Kリーグ2の水原FCへ完全移籍することを発表した。

安柄俊は、川崎フロンターレやジェフユナイテッド千葉、ツエーゲン金沢でプレーし、2017年に熊本へ加入した。

熊本では1年目に明治安田生命J2リーグで33試合に出場し7得点、今シーズンは36試合に出場し10得点を記録していた。安柄俊はクラブを通じてコメントしている。

「この度、韓国の水原FCに移籍することになりました。水原FCの自分に対しての熱意や、日本を出てチャレンジできるという部分、そして自分のルーツに関係する場所でプレーできるというところに大きく惹かれました」

「ロアッソ熊本は、自分にとって特別なクラブです。熊本に来る前の自分は、怪我も多く、試合に出てもなかなかゴールを決められず、正直苦しい時期を過ごしていました。ロアッソ熊本は、そんな自分を常に信頼し、いつも愛情を与えてくれ、サッカーを心から楽しめる喜びを感じさせてくれました。自分も家族も、熊本という土地が大好きになりましたし、ここで出会った人たちの事が本当に大好きです」

「それだけに、チームとして結果が出なかった事に対しての悔しさは大きいです。そんな中でもいつも支えてくれたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました」

「加入した最初の日から、本当に温かいサポートを与えてもらいました。ロアッソ熊本での2年間は僕の人生の宝物です。この経験を、この先に活かしていきたいと思います」

「来期の昇格を心から願っています。ロアッソ熊本に関係する全ての方々に対してお礼を言いたいです。本当にありがとうございました」