“左利き”の苦労を右利きとの比較で解説したイラスト 「共感できる」「例はキリがない」と反響
左利きと右利きを比較したイラストがSNS上で話題となっています。「ノートに書く」「おたまでスープを盛る」「コップを持つ」の3パターンで左利きの難点を解説しており「共感できる」「ノートに書いていると手が黒くなる」「例を挙げ出したらキリがない」「左利きは理系のイメージ」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
「左利きの日」に合わせて再投稿
このイラストを描いたのは、パプリカ学習帳(ペンネーム)さんです。学校に通いながら趣味でイラストを描いています。ご自身も左利きとのことです。
Q.いつからネット上でイラストを発表するようになりましたか。
パプリカさん「去年からたびたびSNS上に投稿するようになりました。絵を描くのが好きだったからです」
Q.今回のイラストを描いた理由は。
パプリカさん「利き手関係なく、左利きの苦労を多くの方に認知してほしいと思ったのがきっかけです。左利きの苦労話は左利きの人と話すとかなり盛り上がりますが、右利きの人に伝えると『そうなんだ』『考えたこともなかった』といった反応で、『左利きは何が大変かよく分からない』という印象を受けました」
Q.このイラストを描いたのはいつですか。
パプリカさん「数カ月前です。描き上げた後にSNS上に投稿したのですが、全く反応がなく、かなりがっかりしました。最近、『左利きの日』がSNS上でトレンドとなっていたため、『左利きの日』である8月13日に再度投稿してみたところ、多くの方の反応を頂き、かなり驚きました」
Q.左利きであることで、他に苦労することはありますか。
パプリカさん「ホワイトボード(書いているそばから文字が消えてしまう)や飲食店での席(無意識に左側の席に座る)など、挙げ出すとキリがないですね」
Q.イラストについてどのような意見が寄せられていますか。
パプリカさん「多くの左利きの方から共感の声を頂き、ありがたいです。イラストに描いた以外の、左利きに関する苦労話を投稿している方も多く、私も『あるある』と陰ながら共感しました。面白かったのは、自分が例として挙げたコップの画像が何点か寄せられたことです」
Q.今後、創作活動で取り組んでいきたいことは。
パプリカさん「まだまだ未熟なので、技術をより向上させていきたいです」