刑務所ホテルに続いて刑務所レストラン⁉ロングホルメン・ヴァルツフス(Långholmen Wärdshus)で頂くスウェーデン料理
スウェーデンの首都ストックホルムの中心部からほど近いロングホルメン島では、刑務所をリノベーションして造られたホテルと併設するレストランが密かな人気を集めています。
今回は個性的な外観や内装でありながら、本格的なスウェーデン料理を味わうことができる穴場スポット、ロングホルメン・ヴァルツフス(Långholmen Wärdshus)をご紹介します。約250年間に渡って刑務所として使われていた建物をリノベーションした「ロングホルメンホテル」は、知る人ぞ知る個性的なホテル。
実際の監獄をリノベーションした部屋に宿泊することができ、一歩足を踏み入れると映画の世界で見たようなレトロな光景に圧倒されることでしょう。
ホテル内には刑務所博物館が併設されており、ロングホルメンホテルの歴史に触れることができます。
刑務所ホテルと同じ敷地内にあるレストランのロングホルメン・ヴァルツフスも、個性的な入り口から店内へ入ります。刑務所や囚人を感じさせるインテリアがセンス良く飾られています。落ち着いた雰囲気のレストランは観光客だけでなく、地元の人たちにも人気。
メニューはスウェーデン語と英語で表記されており、定番のメニュー以外にも、日替わりメニュー、今月のおすすめなども用意されています。スターターに、「ニシンの酢漬けとネギ、サワークリーム、ポテト添え(Matjesill från Norröna med gräslök, gräddfil och färskpotatis )」を注文。お値段は105クローナ。ニシンの酢漬けの「シル(sill)」は北欧で一般的に食べられている料理の一つです。
日本では出会ったことの無い種類の味覚のシルはさっぱりとしており、一度食べるとハマる人も少なくありません。
パンを頂く際には、スウェーデンでよく食べられている硬パンのクネッケもぜひ試して見て下さい。メインには、月替わりのおすすめメニューの「Oxrullader med gräddsås, pressgurka och lingon(牛肉のロール煮込みとクリームソース、キュウリ、リンゴンベリー沿え。」お値段は255クローナ)。スウェーデンではミートボールやステーキなどもクリームソースやジャムと一緒に頂くのが一般的。
一見斬新な組み合わせである牛肉とリンゴンベリーの組み合わせが絶妙で、日本人の口にもよく合う味わいの絶品です。
レストランロングホルメンは、本格的なスウェーデン料理を頂けるだけでなく、一風変わった体験をして見たい方にもオススメです。
隣の刑務所ホテルや博物館は、宿泊者以外でも見学する事ができるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
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名前 ロングホルメン・ヴァルツフス(Långholmen Wärdshus)
住所 Alstaviksvägen 17, 117 33 Stockholm, Sweden
アクセス 地下鉄T13,T14 Hornstull駅下車徒歩15分
営業時間 平日11時半~23時、土曜 12時~23時、日曜 12時~17時
定休日 不定休
公式サイト http://langholmen.com/en/wardshus/