おいしいもの好き♡器好き♡は、代官山に集合!話題のイベント「TONO TABLE」先取りレポ
おいしいもの好き♡器好き♡は、代官山に集合!話題のイベント「TONO TABLE」先取りレポ
みなさん、「東濃(とうのう)」という地名、聞いたことがありますか?地図でいうと本州のほぼ真ん中に位置するエリアで、長野県の左下あたりにある「多治見」「土岐」「瑞浪」「恵那」「中津川」5市の総称なんです(器好きな方なら、この地名でピンとくるかも!)。
このイベントを企画した貝印株式会社さんにご招待いただき、SnapDish編集部が、オープニングレセプションに参加。ひとあし先に限定メニューを味わって来たので、ご報告します!
【TONO TABLE】
“代官山で出会える東濃めぐり”をテーマに、さまざまな窯元の紹介やみずみずしい地の食材を通じて、東濃エリアの特別な魅力をつなぐイベントです。
場所:東京都渋谷区代官山町20-23 TENOHA代官山
※最寄駅 東急東横線「代官山駅」正面口より徒歩3分
期間:2016年10月9日(日)〜21日(金)
霜降り割合が一般的な豚肉の約2倍!東濃・瑞浪の「ボーノポーク」にノックダウン!
「TONO TABLE」が開催されるのは、代官山駅の正面口から徒歩3分のところにある「テノハ」。インテリア・雑貨のセレクトショップ「& STYLE STORE」、イタリアンレストラン「&STYLE RESTAURANT」とカフェ「BONDOLFI BONCAFFE」、シェアオフィス「&STYLE LAB」が集合した、代官山でも特にホットなスポットです。
期間中、「テノハ」内のレストランでは、東濃自慢の食材を使ったスペシャルメニューを提供してくれます。オープニングレセプションでは、イタリアンレストラン「&STYLE RESTAURANT」で期間中に提供する限定メニューを試食。一番驚いたのは、「ボーノポークのブラックペッパーロースト ホットヴィネガーソース マイクロ野菜サラダ添え」。「ボーノポーク」は岐阜県瑞浪市で開発されたブランド豚肉で、霜降りの割合が一般の豚肉の約2倍で、しかも加熱しても肉汁が逃げにくいのが特徴だそう。
かなり厚めにカットされてたので「一度で噛み切れるかな?」と一瞬思ったのですが…。噛みしめてびっくり!こんなに柔らかく(霜降り割合2倍効果!)、肉汁じゅわ〜〜なでうまみが濃厚な豚肉は初めてです。「どうしよう、もうふつうの豚肉が食べられなくなる・・・!」と危機感を抱いたほど。
次に感動したのが、「チコリと2種のマスカルポーネディップ」。中津川の清らかな水で水耕栽培されているシャキシャキ食感「アンディーブ国産ちこり」に「カラスミ、マスカルポーネ、紫キャベツ」「マアンチョビ、マスカルポーネ、マッシュルーム」のディップをのせています。チコリが肉厚なせいか、シャッキリ感がすごい!そしてマッシュルームのディップ、スプーン一杯くらいの分量とは思えないくらい、きのこ風味がリッチ♪「素材のよさを活かすシンプルな調理法にした」と料理家の先生がおっしゃっていましたが、それを実感しました。
栗きんとんの聖地・東濃の栗と、ドルチェ王国イタリアがコラボ
「ベイクド栗KINTON」は“栗きんとんの聖地”中津川の栗を使い、イタリアン風にベイクド仕立てにした栗きんとん。より栗の風味が凝縮されている感じ。
イタリアンレストラン「&STYLE RESTAURANT」ではイベント期間中、この3品(ディップは2種類)のセットが、ランチ・ディナー共通1800円(パン付き)で味わえるそうですよ!
そしてローマ生まれの老舗エスプレッソ・カフェ「BONDOLFI BONCAFFE」では、東濃の栗を使ったドルチェ、モンブランを提供。
構造はモンブランですが、外側の栗の部分がまさに、あの中津川&恵那の、名品栗きんとんそのもの!それをふわっふわの生クリームといっしょに味わうなんて、幸せすぎて倒れそうでした。
あの、入手困難な銘品・栗きんとんも!奇跡の焼き栗”焼きぽろたん”も!
栗ラバーの聖地・東濃ですから、もちろんお持ち帰り用の栗スイーツも選りすぐり。デパ地下でも、入荷と同時に売り切れることの多い、「恵那川上屋」「七福」の栗きんとんを、期間中、ショップで販売するそうです♡♡♡
そして、東濃地方のイベントなどでしか味わえなかった「焼きぽろたん」も販売!日本産の栗は、おいしいけれど、皮がむきにくいという欠点があるそうなんです(だから甘栗は中国の天津産がほとんどだったんですね)。でもこの「ぽろたん」は、改良を重ね、純日本種なのに加熱するとぽろっと鬼皮と一緒に渋皮が剥ける、画期的な栗。”1万年のニホングリの歴史で奇跡”といわれています。純国産の焼き栗が味わえるチャンスですよ!
陶器市&ハンドクラフト体験で、東濃の窯元めぐり気分
お楽しみはフードだけではありません。ショップスペース特設コーナーには、モダンなデザインの美濃焼の器がいっぱい。カジュアルな価格なので、あれもこれもと目移りして困るほど。人気料理教室の先生方によるテーブルコーディネート提案も、すごくステキ♡。見慣れてるはずの美濃焼の、新しい魅力に開眼しました。
9日・10日には10以上の窯が集まる陶器市や、オリジナルのハンドクラフト作品が作れるワークショップも実施。「土から造形してペア箸置き&リングホルダー」の手しごと体験は、陶芸家気分が味わえそう(9日13:00〜15:00)。東濃はタイルの名産地でもあるので、「モザイクタイルを使った世界にひとつの鍋敷き作り」も楽しそう!(10日11:00〜13:00)。
代官山にいるのに、食の里・陶磁器の街「東濃」にショートトリップしている気分になれました。ぜひあなたも、訪れてみてはいかが?
「おいしいもの好き♡器好き♡は、代官山に集合!話題のイベント「TONO TABLE」先取りレポ」のレシピと料理写真をもっと詳しく見たい方はこちら
(著&編集:SnapDish編集部)