豚肉加工世界最大手スミスフィールド、Q4最終益は30%減
CBS MarketWatchによると、養豚・豚肉加工で世界最大手の米スミスフィールド・フーズは3日発表した第4四半期(2−4月)最終利益は、前年同期比30%減の8540万ドル(約93億円)、1株当たり0.76ドルとなった。これは、前年同期はシュナイダー社の売却益4900万ドルが含まれていたが、今四半期ではその部分が剥落したため、大幅減益となったもの。こうした売却益など一時的な項目を除いた利益は、7110万ドル(1株当たり0.63ドル)となり、市場予想と一致した。また、売上高は、同16%増の29億2000万ドル(約3200億円)となり、市場予想の最終利益1株当たり0.73ドルと売上高28億ドルをいずれも上回った。
豚肉部門は、輸出が前年同期比30%増加したものの、原材料費の高騰で利益は圧縮された。牛肉部門は市場環境が振るわず、若干の損失となった。【了】
豚肉部門は、輸出が前年同期比30%増加したものの、原材料費の高騰で利益は圧縮された。牛肉部門は市場環境が振るわず、若干の損失となった。【了】