CBS MarketWatchによると、米ISM(サプライマネジメント協会)が3日発表した5月の非製造業景況指数は58.5となり、4月の61.7から低下した。コンセンサス予想の60.3を下回り、2003年5月以来の低水準となった。一方、新規受注は4月の58.8から59.7に上昇、雇用も53.4となり、4月の53.3からわずかに上昇した。物価は4月の61.9から57.9に低下した。

  業種別では、5月は全17業種のうち、11業種が上昇し、5業種が変わらず、1業種が低下した。ISM非製造業景況指数は米非製造業の景気動向を示し、50が好・不況の分岐点とされる。これを上回れば非製造業の景況拡大を示し、下回る場合は鈍化を示す。 【了】