米シティ、中国建設銀行のIPO引受主幹事の地位に赤信号
XFN-ASIAによると、今年後半に予定されている中国建設銀行(CCB)のIPO(新規株式公開)で引受け主幹事となっている米総合金融最大手のシティグループが、昨年3月までにCCBとの株式持ち合い義務を遂行できなかったことから、引受主幹事の地位が危うくなってきたことが分かった。香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが同日付で伝えた。同グループは、英銀行大手HSBCや米銀2位のJPモルガン・チェース、米証券最大手のメリルリンチなどのライバルを退け、引受主幹事となっていた。同グループの株価は、ニューヨーク市場で2日、前日比0.02%安の47.71ドルで引けている。【了】