XFN-ASIAによると、中国の不動産投資家は今後、利上げや不動産税の徴収開始などで、投資コストが増加する見通しだ。新京報が30日付で伝えた。それによると、中国建設部政策研究中心の陳淮・主任は、先週末に開かれたフォーラムで、「今年以降に不動産を購入、または、保有している投資家は価格変動以外のリスクに直面するだろう」と述べ、政府による利上げについては、「99%確実」とした。また、中国政府が不動産税の徴収を開始するとしており、大量の不動産所有者は、それに見合った多額の税負担が課されるとした。

  中国の中国人民銀行(中央銀行)は昨年10月、指標となる1年物の貸出金利を0.27%ポイント引き上げて5.58%に、1年物の預金金利を0.27%ポイント引き上げて2.25%としている。【了】