あの行列店の台湾風かき氷スイーツが、家で超簡単&超リーズナブルに作れる!?噂の「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」を試してみた
あの行列店の台湾風かき氷スイーツが、家で超簡単&超リーズナブルに作れる!?噂の「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」を試してみた
大流行中の台湾風のかき氷、私、大好きなんです。日本の昔ながらのかき氷と違い、濃密なシロップをそのまま凍らせて削るので、食感はふわふわだけど味はリッチ。そうちょうど、ソルベとかき氷の中間みたいなイメージですよね。私も初めて食べた時は「もう昔のかき氷に戻れない!」と思ったほど感動しました。こう暑いと毎日でも食べたくなるけど、でもただでさえ忙しいのに、また何時間も並ぶのはムリ。だいいち、キツイ。でも食べたい、でも無理だしキツイ…。葛藤で仕事が手につきません。
でもあの氷のレシピは企業秘密って聞いたけど、素人に作れるのかしら。作れるとしても、材料費が高かったらそんなに毎日は作れないし、結局無駄になるのでは?ああ気になって気になって、やっぱり仕事が手につかないわあ。
そんなことばっかりつぶやいていたら「…仕事しろよ!」というスタッフの冷たい視線が…。そこでドウシシャさんにお願いして「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」をお借りし、実際に作ってみることにしました!さっそくレポします!
かき氷器というより、エスプレッソ・マシンみたいにスタイリッシュ
「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」は、ちょうどコーヒーメーカーくらいの大きさ。すっきりしたデザインで、かき氷器というより、エスプレッソ・マシンみたいなイメージ!
作り方は、本体をはずして、内部にあるインナーリングに氷を入れ、再びカバーをセットするだけ。スイッチを押せば、台湾風ふわふわかき氷の完成です(手作りのシロップを凍らせるのに最低数時間はかかるので、その時間を見積もって準備しておく必要がありますが)。
嬉しいのはこのかき氷器、ふわふわの台湾風かき氷も作れるし、刃の出方を調節すればふつうのかき氷も作れるそうなんです。かき氷が出てくる部分のパーツのつまみを左にまわして刃の出方を浅くすれば、ちょうどかんなで削ったように薄くふわふわに。右にまわせば粗目になり、昔ながらのシャキシャキのかき氷ができるのです。今回はもちろん、「細かくする」のほうにめいっぱいまわしておきます。
そしてさらにうれしいのは、6種類のとろ雪かき氷が作れるレシピブックがついていること!料理研究家の坂口もとこ先生が、お店で人気の味が再現できるレシピを公開してくれているんです!
お店の人気ベスト3フレーバーが、ほとんど家にあるもので作れちゃう!
レシピを見て最初にぐっときたのが、「いちごミルク氷」。でも今、いちごはシーズンが終わってるし・・・と思ったらなんと、いちごジャムと牛乳、練乳だけで作れてしまうのです。全部冷蔵庫にあります!
そして私が初めて食べた台湾風かき氷は、マンゴー味。感激したあの味も絶対に作ってみたい。材料はマンゴピューレとオレンジジュースと砂糖。マンゴピューレは、朝食用の冷凍マンゴーがちょうど150gなので、これをつぶして流用。これもわざわざ買い足さなくても作れてしまいました。
今までのかき氷では絶対に作れなかった「チョコレート氷」も食べてみたかったので、チョコレートシロップだけ買い足しました。ほかは牛乳と練乳だけなので、これもあっという間に完成。
インナーリングにぴったり入るサイズのふた付き製氷カップが2個ついているので、それに入れてしっかり凍らせます。※製氷カップは、追加購入できます。
氷を入れてセットし、ボタンを押したら、あっというまに完成!!
おおおおおおおお!
想像以上に、リボン状!そして、勢いが激しい!(初回はコツがつかめず、勢い余ってかなり外にこぼれてしまいました)
でも美しい!お店で見たのとかなり近いです、見た目は。味は?
これがイチゴジャムと牛乳と練乳だけとは思えない、フレッシュなおいしさ。そしてふわふわなのに、口に入れた瞬間、ジェラートのように濃密な舌ざわりに変化・・・。お店の味です!イチゴジャムなのに!
100均セールで買った冷凍マンゴーが、高級店のスイーツに!
つづいてマンゴー。
これも感動的なおいしさです。冷凍食品のセールでまとめ買いした、100円ちょっとの冷凍マンゴーなのに、なんでしょうこの贅沢な感じ。
ちょっと失敗してしまったのは、このチョコレート氷。味は申し分なかったのですが、先のふたつを作る時にいっしょに氷を外に出しておいたのが敗因。氷が少し溶けて柔らかくなり、リボン状になりませんでした(味は最高でしたが)。室温が高い時は、セットする直前まで冷凍庫に入れて置くのがおすすめです。
パーツがシンプルなので、水でさっと洗えて面倒がありません。セットも簡単なので、これなら出しっぱなしにして気軽に毎日でも使えそうです(材料も安いですしね)。
オリジナル氷にも挑戦!失敗から「甘さ」「濃度」のコツをつかみました
いちごミルク氷があまりにもおいしかったのと、ちょっぴり残っていた果物のコンポートがあったので、裏ごししてシロップごと凍らせてみました。ところが、カチンカチンに凍らせて削っても、なぜかリボン状にはなりません。味も、コンポートで食べていた時は充分甘かったのに、酸味だけが強く感じられるのです…。
やはりジャムのように煮詰めたものや、生ならマンゴーのように粘度があるものが向いているんですね。そしてかなりこってり甘目にしたほうがよさそう。
同じ理由で失敗したのが、西瓜。とても甘く熟れた西瓜があったので、そのまま凍らせてかき氷にして食べてみたら、まったく甘さを感じないのです!“氷の素”の段階でかなり甘くないとダメ、ということがわかり、レシピ集の中の「塩レモン氷」を参考に、水あめをたっぷりと、かくし味の塩をほんの少々加えたら、大成功でした。
オリジナルで作ってみたい素材がいっぱい!
最近は、野菜や果物を見るとすぐ「これはふわふわとろ雪かき氷に向いているかな?」と考えるクセが。マンゴーが向いているなら、バナナも向いてそう。カボチャ、お芋もいけそうな予感がします。
かぼちゃのかき氷🎃
レシピ集の中に、チーズケーキ氷もあるんです。上からチョコレートをかければ、ティラミス味になりそう!
てぃらみすのかき氷
鰹だしのつゆをふわとろ氷にして、うどんにかける!目からウロコです。暑い日に絶対やってみたい!
鰹だしの🍧かき氷をぶっかけて🎐冷やしうどん(*˙︶˙*)🎐。かき氷の中から豚肉や山芋.お野菜達と一緒にうどんが登場~~~🍉
レシピの食材・材料氷らせた麺つゆ
麺つゆ
胡瓜細切り
レタス千切り
すり山芋
研究熱心なドウシンシャさんだから、作れた!
使い方があまりに簡単なので、つい簡単に開発できたように思えてしまうのですが、じつはとても大変だったそう。かき氷器は、氷をスパイク状の突起で押さえながら回転させ、削っていくのが共通の仕組み。ところが果物のピューレやジュースを混ぜた糖度の高い氷は、ふつうの氷よりうんと軟らかくなるので突起に引っかかりにくく、すぐに滑って空回りしてしてしまうそう。ドウシンシャさんでは、どうしたら滑りにくくなるか研究を重ね、これまでの十字型の配列を見直し、現在の配列に行きついたそうです。
ドウシシャさんのHPの商品ラインナップを見ると、なんとかき氷器だけでも8種類!昔なつかしいレトロなデザインから、卓上で片手で使える「大人の氷かき器」、容器を手でもむだけでフロ-ズンデザートが作れちゃう「ハピモミフローズン」など、今の時期、重宝しそうなかき氷アイテムがいっぱい。ぜひチェックしてみて!
※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。
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(著&編集:SnapDish編集部)