常総学院vs下妻二
先攻・下妻二の先発は背番号17の右腕・齋藤 雄基（2年）、常総学院の先発は背番号11の右サイド・倉田 希となった。
2回裏、常総学院は二死一塁から、8番・鈴木 海斗の左中間ツーベースで二死一、三塁とし、9番・倉田のレフト線タイムリーツーベースで2点を先制する。
4回表、下妻二は先頭の2番・鈴木亮平がセンター前ヒットで送って一死二塁。4番・宮山 大樹のセンター前ヒットで無死一、三塁とするが、5番・中嶋 大輔は空振り三振。6番・中嶋 聖はセンターフライに倒れ得点できず。
すると4回裏、常総学院は先頭の5番・花輪 直輝がライトへのホームランで1点を追加す。さらに二死から8番・鈴木海のセーフティバント、9番・倉田のレフト前ヒット、1番・陶山 勇軌（2年）は四球で二死満塁から、ワイルドピッチで1点を追加する。
5回表、下妻二が反撃する。先頭の7番・山中貢博（2年）が死球、8番・小堀眞之介（2年）がライト前ヒットで一死一、三塁から、1番・沼尻 隼帝のレフト犠牲フライで1点を返す。一塁ランナー・小堀は返球の隙に二塁を狙うが、ここはキャッチー・清水 風馬の強肩に刺されてしまう。
5回裏、下妻二は2番手に背番号1の左腕・中澤圭介（2年）を投入する。常総学院は二死から5番・花輪の右中間ツーベースと6番・石川 大のセンター前タイムリーで1点を追加する。
8回表、常総学院は2番手に背番号15の左腕・鈴木重寛（2年）を投入。下妻二は先頭の1番・沼尻がライト線ツーベース、2番・鈴木のセンター前タイムリーで1点を返す。なおも無死一塁だが、併殺と三振でこの回1点止まりに終わる。
8回裏、下妻二は3番手に背番号18の右腕・中村諒（2年）を投入する。常総学院は2つの四球で二死一、二塁から、1番・陶山のライト前タイムリーで1点を追加しその差を4点に広げる。
9回表、常総学院は3番手に背番号1の左腕・鈴木 昭汰を送る。下妻二は二死から7番・山中が四球で出塁するが、得点できず試合終了。常総学院が3年ぶりに決勝進出を決めた。
（文＝伊達 康）
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