ギリシャ・ロドス島の必見スポット!絶景アクロポリスがある白い村・リンドス
騎士団が築いた世界遺産「ロドスの中世都市」が人気のギリシャのロドス島ですが、実は他にも必見のスポットがあります。
それが、ロドスシティから南へ約55キロのところにあるリンドス村。
アクロポリスと白い街並み、美しいビーチが人気の観光地で、「ロドス島でもっとも美しい場所」といわれることもあるほどですが、残念ながら日本ではほとんど知られていません。
今回は知られざるロドス島でもっとも美しい場所、リンドスをご紹介します。
ロドスシティからリンドスへはバスで約75分です。
バスを降りて階段を下っていくと、リンドスのへそともいえる広場にたどりつきます。
ここから早速リンドスのシンボル、アクロポリスが見えます。
小高い崖にそびえる姿は迫力満点。
「あんなところに登れるの!?」と思ってしまいそうですが、15分ほど歩けばたどりつきます。
細い路地や坂道が連なるリンドス中心部は車の乗り入れができないため、車両の通行を気にせずゆったりと散策ができます。
アクロポリスに入場すると真っ先に目に飛び込んでくるのが美しい海の風景。
どこまでも透明な青に吸い込まれてしまいそう。
アクロポリスは2階建てになっており、階段を上ると海をバックにして美しい柱廊や神殿の一部が並びます。
リンドスのアクロポリスはいくつかの段階に分けて手が加えられ、現在の形に発展してきました。
まず紀元前300年ごろに巨大な「アテーナー・リンディア」の神殿が完成し、ヘレニズム期とローマ帝国時代に増築されてさらに大きな建物となりました。
中世初期にはそれらの建物が使われなくなり、14世紀にはその廃墟の上に当時ロドス島を支配していた聖ヨハネ騎士団(ロドス騎士団)が要塞を建設し防衛拠点としたのです。
絶景はこれだけではありません。頂上からは、ほぼ360度リンドスのパノラマを望むことができるのです。
断崖絶壁の下にはたっぷりの日差しを受けてきらめくハート形の入り江。
そして反対側にはリンドスの真っ白な街並みが広がっています。
遺跡と海、そして白い街並みという、まったく異なる絶景を一度に望めるなんてなんと贅沢なのでしょう。
しばし時間を忘れてこの景色に見入ってしまいます。
アクロポリスからの絶景を堪能した後は、リンドスの村を散策しましょう。
アクロポリスから下りる途中でいかにもギリシャといった雰囲気のかわいらしい教会を見つけました。
海を見下ろすロケーションが最高にロマンティックです。
リンドスの村は入り組んだ細い路地が張り巡らされていて、まるで迷路のよう。
「こっちには何があるんだろう」と好奇心のままに散策してみたくなります。
太陽に恵まれたロドス島の青い空に真っ白な建物の数々がよく映えます。
咲き乱れる南国の花々、ユニークなドアノブ、モザイクの装飾など変化に富んだ街並みは何もかもが可愛らしく歩いているだけで幸せな気分になれるはずです。
ビーチから眺める村の景色もまた素敵です。
夏の観光シーズン中、ロドスシティーのビーチは大変混雑しますが、リンドスのビーチは比較的空いているので、ゆったり過ごしたい人にぴったりの穴場のビーチといえます。
知られざるロドスの魅力がぎゅっと詰まったリンドス村。
ロドス島を訪れるなら絶対に外せない絶景スポットです。
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