水陸両用ドローンが登場したように、ドローンの活躍の場所はなにも空中だけではありません。例えば水辺でドローンを使いたい場合、どうしても水上への墜落事故が気になることでしょう。
 
そんな時に役立ちそうなのが、今回登場したドローンに後付けする水上浮遊キット「WaterStrider」。これはDJI社製のドローン「Phantom」の下部にくっつけることで、まるでドローンをニンジャのように水上に浮かばせることができます。
 
WaterStrider(アメンボ)と名付けられたこのキットは、4つの円形の浮きとそれを設置するステイから構成されています。また前部の浮きはカメラ撮影を邪魔しないように、後ろの浮きに比べてより広がるように工夫して配置されています。
 


 
これらの浮きは軽量なスタイロフォームでできており、全体の重量は300g以下に抑えられています。これくらいの重量ならドローンの飛行に全く問題はないでしょう。またこのキットを利用すれば水上への着陸だけでなく、草むらや雪上、砂上への着陸も可能です。純正オプションとして登場してもおかしくないくらいの役立ちグッズとなっています。
 
WaterStriderは現在クラウドファンディングサービスのKickstarterで資金を募集しており、現時点では179ドル(約1万9000円)で1つ入手することができます。商品の出荷時期は今年の7月。水辺などでアクティブにドローンを使いこなす予定がある方には要注目の商品ですね!
 
Image Credit: DroneRafts
■Insect inspires floatation system for DJI Phantom
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