ジョージ・ウィリアムズとホラン千秋がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」。3月26日の放送は“ロンドンスペシャル”と題して、ジョージがJA全農が初めてロンドンにオープンさせた直営店「TOKIMEITE」を訪問。ゲストに、フリーキャスターでエッセイストの雨宮塔子さんをお迎えし、ヨーロッパでの「食」や「生活」についてたっぷりとうかがいました。



JA全農が2015年11月、欧州で初めてオープンさせた直営レストラン「TOKIMEITE」。全農和牛をはじめとする日本の食材を使い、本格的な和食を日本酒などともに提供しています。使われる和牛はHACCPを取得した認定工場から出荷される肉で、和牛の「おいしさ」や「高い品質」だけでなく「安全性」についてもPRしています。



店内の内装は、1階が「炎」、2階は「水」と「木」をイメージ。京都の仏具店でつくられた金銀きらびやかな照明が施された店内は、森田恭通さんデザインによるものです。

京都<菊乃井>の村田吉弘さんが監修を手がける日本食材を生かした料理が多いですが、同店の看板メニューである和牛すき焼きをいただきました。



雨宮さんも「クレソンを入れているのがロンドンならでは。卵とトリュフのソースというのも、ヨーロッパと日本のマリアージュといった感じ。お肉も1枚1枚が厚くて贅沢ですね」と大満足の様子。

そして話題は「食」についてのトークへ。食に関するエッセイも書かれている雨宮さんですが、自身にとってのパワーフードは“春巻き”だそう。

「“春巻き”って言うと、ものすごく食べる人みたいで恥ずかしいんですけど(笑)。元々、母のつくる春巻きが大好きだったんです。タケノコのシャキシャキとした食感に、長ネギと下味をつけた豚肉、しいたけ、はるさめが入っていて。日本でつくる時はタケノコをたっぷり入れていたんですが、フランスのタケノコは缶詰になってしまうので、あまり無理せず。国が違うと食材も変わるのでなんとか工夫しています」

そして、ロンドンは雨宮さんにとって2年に1回は必ず訪れる街。「ロンドンは赤煉瓦の温かみのある色使いが印象的ですね。それと、パリはもっと街並がこぢんまりしているんですが、ロンドンはダイナミックで男性的な感じがします。それとロンドンの男性は背が高くてルックスが美しい。フランスの男性はよ〜く見ると、ニュアンスやセンスで持っていくのがうまい。勝手なイメージですけど(笑)」。

パリ在住17年目の雨宮さん。ヨーロッパでの日本食の位置づけについてはどう感じているのでしょうか。「本当に浸透しているなと感じます。パリジャンも舌が肥えていて“本物の和食とは何か?”を分かってきているんですね。箸使いもうまいですよ」。



そして今後については「日本とパリ、両方に住んでみて、それぞれのいいところや、こうだったらいいのになと感じるところが分かる。日本の魅力をパリで伝えていきたいですし、逆にフランスについて日本人が学ぶことでもうちょっと楽になるんじゃないかなと思うこともある。自分は、その架け橋になれればいいなと思っています」。

また番組内では、ジョージがロンドンで驚いた出来事トップ3も紹介。

第3位「多民族国家」

「たくさんの人種が集まる街なだけあって、通りを歩いていても世界各国のいろんな言葉が聞こえてきました」

第2位「地下鉄がまったく分からない!」

「ロンドンは地下鉄の切符がとにかく高い! 初乗り700円前後でした」

第1位「街並が美しい」

「普通の建物の前を歩くだけで、街に住んでいた人が見えてくるんです。空気や匂い、気候にも歴史を感じましたね〜」

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<番組概要>

番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット

放送日時:毎週土曜 13:00〜13:55

番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/cdj/