日本で開催中の「FIFAクラブワールドカップ2015」 は、南米代表リバープレート(アルゼンチン)と欧州代表バルセロナが勝ち進み、いよいよ2015年12月20日、決勝が行われる。強豪同士の対決で、それぞれの国から熱心なサポーターが応援に駆け付けることが予想される。

なかでもリバープレートのサポーターは、かなり元気が良い。15日夜には、大阪・道頓堀に大挙して押しかけ、気勢を上げて、話題となっている。ツイッターには、次のような写真付きのツイートも投稿されている。

写真には、道頓堀の戎橋付近をぎっしり埋めているサポーターたち。周辺はリバープレートのチームカラーの赤と白で埋め尽くされている。「ただいま道頓堀がリーベルサポによって侵略されているようです」というコメントも添えられている。「リーベル」とはリバープレートのこと。現地では、スペイン語読みでこう呼ばれる。

16日行われた準決勝では、リバープレートがサンフレッチェ広島を1-0で下した。歓喜したサポーターは大阪の街に繰り出して、ハメを外して大はしゃぎしたと聞く。

そのサポーターたちが大阪から関東へ、続々と移動している。20日の決勝が行われるのは横浜の国際総合競技場だが、どうやら東京にも出没し始めたようだ。

噂のリーベルサポ、続々関東へ...


リバープレートのクラブファンサイト『lapaginamillonaria』より

ツイッターには、目撃したという報告が届いている。

東京駅はもちろんだが、秋葉原、渋谷でも、目撃されている。東京ディズニーランドでも見かけたという報告もある。

決勝の地は横浜なのだが、彼らはなぜ東京に現れたのか。どうやら19日14時から、東京都渋谷区の代々木公園で決起集会が行われるようだ。

クラブファンサイト『lapaginamillonaria』やフェイスブックで告知されているという。

リーベルサポの数は1万5000人とも言われている。19日の午後、代々木公園はもちろんだが、原宿や渋谷周辺でも、赤と白のチームカラーがあふれることになるかもしれない。

それにしてもバルセロナのサポーターはあまり話題にならないようだが、どうしているのだろう。スーパースターを揃えた余裕なのか、不思議と静かだ。どちらにしても、20日の決勝、見逃せないゲームとなることは間違いない。試合前後のサポーターの様子も......。