[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2015年12月3日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「金沢駅西の50メートル道路は本当に50メートルあるのか?」と検証していました。

金沢駅前。写真左奥に伸びる大通りが50メートル道路(Crispin Semmensさん撮影、Flickrより)

広岡交差点の横断歩道を実際に計測すると、36メートル。50メートルに満たない幅でした。

歩きやすい道づくりを

しかし、これは車道部分の幅のみ。実際に歩道も含めて計測するとジャスト50メートル。名前のとおり50メートルの道路でした。ちなみに歩道7メートル、車道12.5メートル、分離帯が11メートルあり、もう片方の車道12.5メートル、歩道7メートルという内訳です。

もともとこの50メートル道路は、三八豪雪(昭和38年1月豪雪)の時に、金沢への陸の交通が雪で途絶え、陸の孤島となり困ったことで、海からの交通を確保すべく港を作ることになり、港と金沢駅を結ぶ道路が必要とのことで造られました。

そして、金沢には歩道の狭いところが多く、新しいまちづくりの時に歩道の幅を広くとろうということになりました。確かにこれだけ歩道の幅が広いのは珍しいですよね。

それにしても名前通り50メートルだったことにはあっぱれです。(ライター:りえ160)