[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2015年11月10日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「石川県にはサンルームが多い?」という話題について取り上げていました。

たしかに、広告などに載っているアパートなどの間取りにも「サンルーム」の文字をよく目にします。ここまでサンルームが多いのは、石川県の特徴で、他県の人は「サンルームって何?」、「日光浴をするところ?」という人までいます。

画像はイメージです(Alosh Bennettさん撮影、Flickrより)

はっきりしない天候の北陸の人にとっては、なくてはならないもの

サンルームというのは、窓際などの採光部の一角を区切って、室内ですが日がよく差し込むようにした空間のことです。

金沢のある不動産屋さんによると、人気の物件は、防犯設備が整っているものや、やはりサンルームがついたものだとか。

サンルームは、30年ほど前、共働きの家庭が増えた時代に洗濯物を室内で干すニーズが増え始め、広まっていったそうです。北陸地方ははっきりしない天候の日が多く、外に洗濯物を干せないため、サンルームが重宝したのです。

石川県の県営住宅には、ほとんどの物件に設置済みなのだそうです。

サンルームは、共働きが増えた時代の経済成長を支え、かつ、陽の光を大切にした県民にとっては欠かせないものなのですね。(ライター:りえ160)