日本の15歳以上の人口に占める未婚者の割合が男女とも最も高いのが東京、次いで沖縄――という統計が30日、総務省が発表した「平成17年国勢調査抽出速報集計結果」で明らかになった。

 2005年の15歳以上の人口を男女にみると、男性が5308万人で、そのうち未婚者が1638万人(未婚率30.9%)。女性は5711万人で、未婚者は1295万人(未婚率22.7%)だった。

 未婚率を20歳以上の年齢別に見てみると、最も高いのが20−24歳で、男女とも約9割とほとんどが未婚だが、25−29歳では男性が7割、女性が6割と下がり、30−34歳になると男性は2人に1人、女性は3人に1人に減った。

 都道府県別にみると、未婚率の最も高いのが東京で男性37.2%、女性29.2%。次いで沖縄が男性36.1%、女性26.7%だった。反対に最も低いのは、男性が和歌山県の25.2%で、女性が島根県の17.1%だった。【了】

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総務省(平成17年国勢調査抽出速報集計結果)