【ファンキー通信】生まれる時から「格差」あり! 「セレブ出産」が急増中!?

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 もし生まれる時点で、人生の上流・下流が決まってしまうとしたらどうします? もちろん、誰だって自分の子どもにはどちらかと言えば“上流”になってほしいと思うはず。そんな親心からなのか、最近、出産スタイルに大きな変化が起こっている。それが「セレブ出産」と呼ばれる現象。一体、どんな出産スタイルなんでしょうね?

 少子化が進む現在、子どもにお金をかけて贅沢に出産しようとする傾向が強くなっているのが、その理由のよう。そんなセレブ出産に憧れる女性たちに特に人気の高いのが、富裕層や著名人などの御用達の病院。なかでも聖路加国際病院、愛育病院、山王病院は、「御三家」と呼ばれている。一般的な病院での出産では、約50万円ほど費用がかかるのに対して、御三家の場合100万円以上かかることもあるのだとか。セレブ出産の魅力は、最先端の設備が整った快適な環境で、スタッフの手厚い対応が受けられるところ。

 しかも、このセレブ出産が最近ではその後のお受験にまで影響を及ぼすという噂まで流れ始めている。本当に生まれた病院でその後の人生決まっちゃうの??

 「実際にそのような事はありませんよ。受験の際に、生まれた病院を記入したり聞かれるという事はないですから。ただ、バブルの時などに、度々このような噂も立つことがあるようですね」(お受験ナビ.comを運営する株式会社プライムタイム 担当者)

 ただの噂だったんですね。昔から一般的に御三家と言われるような病院を利用する、比較的裕福な家庭の子どもが受験をすることが多いため、このような話に発展したようです。ただ、利用者同士の繋がりができ、その後の情報交換や人脈作りに役に立つといったメリットは期待できそう。

 何はともあれ、生まれる前からセレブは決まったりしません! とはいえ、せっかくだから贅沢な気分で出産したいというセレブ出産希望者は、これからも増えそうですね。(石橋夏江/verb)

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