荒川は「アイスショーで1日でも多く自分のスケートを見てもらいたい」とアピール

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 日本で一番歴史あるアイススケートショー「キョーリン プレゼンツ プリンスアイスワールド2006」が28日、横浜市の新横浜プリンスホテルスケートセンターで報道陣に公開された。1978年に日本初のアイススケートショーとして幕をあけてから29年目の今年は、日本フィギュアスケート界に初めて誕生した金メダリスト荒川静香ら豪華なキャストが集結する公演となった。明日29日から開催の横浜公演を皮切りに、全国5箇所(横浜・東京・札幌・大津・名古屋)にて全18日、合計36回のショーが行われる。

 報道陣に公開されたショーは、第1部と第2部それぞれ約50分ずつの本番同様の舞台構成。今回注目されるゲストスケーターは、荒川静香、村主章枝、浅田舞、浅田真央、中野友加里(予定されていた安藤美姫はコンディション不良のため出演はしない)。海外ゲストは、ロシアのアレクサンダー・アプト、同じくロシアのエレナ・レオーノワ&アンドレ・コワルコが登場する。これらたくさんのスケーターが入れ替わり演技を行っていくなか、金メダリストの荒川が幕の奥に登場し、シルエットが浮かぶだけで空気が一変する。トリノ五輪が2月に終わって経過した時間を感じさせない圧倒的な“優雅”な滑り。オリンピックで活躍した記憶が今も重なり、毎年ショーを見ている人も今回は特別な感想を持つショーになるかもしれない。

 なお、明日から始まる横浜公演のチケットはすべて完売。次回、東京公演のチケットから購入可能となっている。6月23日(金)午前10時からチケット一般発売が開始される。チケットの予約・問合わせ先は、西武観光予約案内センター・電話(0120)86-3719。公式ホームページは、http://www.princehotels.co.jp/iceshow の場所で用意されている。