最近中東等のメディアにはよくシリアの国民対話のニュースが出てきますが、他方でシリア治安当局の国民の弾圧は一向に止む気配も見えません。この現象に関して、9日付のle monde netは「アサドが対話相手のいない国民対話を発明した」との表題の下で、アサドはそもそも反政府派との対話を真剣に考えている訳ではなく、時間稼ぎ及び外部に対してシリア政権が柔軟であるとの印象を与えるためだけに、国民対話を打ち出したものである