“みんなのみな実”のキャッチフレーズでお馴染み、元TBSのぶりっ子アナだった田中みな実(27)が 『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾との関係に終止符を打っていた…。

 田中は9月末でTBSを退社しフリー転身。この期に田中が破局を決意した理由は、先にフリーになった先輩アナ2人の姿をお手本にしたからだという。
 「青木裕子と元祖ぶりっ子アナの小林麻耶の現在の姿を見ているからです。青木は退社後にナイナイの矢部浩之と結婚し出産。その後は育児に専念してしまったため、フリーとしての実績はゼロに近い。いまさら表舞台には戻れない。小林はレギュラー番組『バイキング』(フジテレビ)にしがみ付いた結果、イタい女のキャラが定着。かつてアナドルとして人気を誇っていた頃のオーラは微塵も感じられない」(テレビ関係者)

 いずれにせよ、田中は2人のTBS先輩アナの姿を重ね合わせた結果、仕事を最優先に考えたのだ。
 「結婚はフリーにとって障害になるだけ。また、必死になって仕事をしないとぶりっ子アナの未来は厳しいことを実感したんです。所属プロを宮根誠司や羽鳥慎一らが所属する『テイクオフ』に決めたのも、金銭面・待遇面は言うに及ばず、テレビ界に絶大な影響力を持っていることが決め手となった」(芸能プロ関係者)

 フリーアナとして天下を取る事を選択した田中。実は、密かに抱いている野望が日本テレビの『24時間テレビ』総合司会だ。
 「田中は親しい知人らに『3年以内に絶対実現する!』と宣言していた。実際、10月スタートのフジの新番組『ニュースな晩餐会』のメーン司会にキャスティングした“テイクオフ”の営業力をもってすれば、可能性は十分ある。来年1月にはテレビ朝日のゴールデン帯で新番組が始まります。日テレは来春以降でバラエティー番組の企画が進行している」(編成関係者)

 ちなみに、気になるのは古巣TBSとの関係だ。10月以降も『有吉ジャポン』などのレギュラー番組を引き続き担当するが…。
 「いまは様子見ですが、TBSとは距離を置く方向。田中本人の強い要望なんです。田中とTBSアナウンス部の関係は最悪だった。重鎮・長峰由紀アナに嫌われ、安住紳一郎アナにも煙たがられていた。鼻っ柱が強くワガママというのが理由ですが、一部では人気が急上昇した田中に対するやっかみはあった。いずれにせよ、彼女はアナウンス部内で“孤立”していた。できればTBSの仕事は受けたくないのが本音」(事情通)

 まずは好調な滑り出しとなった田中に予期せぬ落とし穴が待ち構えていた--。
 「すぐにレギュラー番組が決まったフジですが、同局の女子アナらが『ふざけるな!』と嫌がらせをしようと虎視眈眈なんです。何たってフジは本家本流の女子アナ王国。田中を起用しなくても実力と人気のある女子アナは掃いて捨てるほどいる。カトパン、ショーパン、ミタパンら“パンパン”連合のフジ女子アナ陣の逆襲が始まります」(フジアナウンス室関係者)

 “慎吾のみな実”から“みんなのみな実”に戻った田中。フリーで無事テイクオフできるか。