簡単に絵がうまくなれるこんなコツ「まずは写し絵」「好きなものを描く」「最後まで仕上げる」
絵が下手な人からすると、絵がうまく描けるようになるのは憧れのひとつです。あんなふうにさっとうまく描けたらいいのに……そう思ったことはありませんか？ ここでは、簡単に絵がうまくなれるコツをご紹介しましょう。
■絵のうまい、下手の違いは、視覚能力の違いにあった！
絵のうまい、下手というのは、その人のセンスや才能だと思っている人も多いでしょう。もちろんその要素はあったとしても、最近はそれだけではないというのがわかってきました。絵がうまい人は、描きたい物を先入観にとらわれず、ありのままに見て記憶していることが分かったのです。
実際に動かす手よりも、どれだけ正確に頭にインプットできるか、という視覚能力にうまい人と下手な人の大きな違いがあるようです。
■最も簡単！「写し絵」から始めよう
絵が苦手、どうやって書いたらいいかわからない。そんな人は下絵が透けるようなトレーシングペーパーを重ねて、下絵を移すことから始めてみましょう。最初は細かい線は気にせず、全体像をとらえるようになぞってみます。
できるようになったら、少しずつ細かい線も入れ始め、完成させてみましょう。もちろん写し絵は、絵を描く本当の力にはなっていません。ただ全体像を捉え、どんなふうに書いたらいいのかをつかむ方法です。これができるようになったら、次は模写へと進んでみましょう。
■とにかく「好きな物」を描こう
絵が下手な人は、とにかく苦手意識が強いものです。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように、絵を描くことを好きになりましょう。そのためには、自分の好きな物を描くのが一番。楽しみながら絵を描くことで、その分上達も早くなりますよ。
■途中で投げ出さず、最後まで描き上げること
うまく描けないと、どうしても最後まで仕上げずに途中で投げ出してしまいます。これはNG。必ず最後まで描き上げることもとても大切です。真剣に描いたものは、おのずと自分の記憶にも残りますし、最後まで描けた、という自信にもつながります。
どれだけ下手でも、途中でやめてしまったりせず、最後まで描ききりましょう。
絵を描く能力そのものよりも、いかに絵を描く時間を楽しめるか、にかかっているように思えます。下手な人は、とかく苦手意識が大きいもの。それを取り除いて、楽しく絵を描けるようになることが、上達するコツと言えそうです。
