「とんねるず×生放送」の伝説の歴史 いいとも異例レギュラー決定で注目すべき曜日は?
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3月に終了することが決まっている同番組だが、とんねるずはこれから約2カ月間、曜日や形態が定まらない形でレギュラー出演することとなった。番組終了間近のサプライズ決定となったわけだが、期待せずにいられないのは、"とんねるず"と"生放送"という掛け算によって起こる爆発的な化学反応だ。
1985年に『オールナイトフジ』の中で人気曲『一気!』を歌唱している最中に起こした"カメラ転倒事件"はあまりにも有名で、その他にも、同年に『ザ・ベストテン』の中で登場の際に自分のことをもみくちゃにしてきたお客さんに激怒したり、『夕焼けニャンニャン』のワンコーナーでは毎週のように観覧客と乱闘を繰り広げたり。木梨憲武はそのような石橋の言動をたしなめるポジションに回ることが多かったが、かといって大人しいわけではなく、『夜のヒットスタジオ』では番組中に紹介された価格数百万とされる高級胡蝶蘭の花びらを突然食べるといった狂気的ともいえるハプニングを起こしていた。
90年代以降は、生放送番組への出演機会自体が減ったものの、大きな歌番組などではそのハプニングを起こすスタイルは健在。1991年に初出場した『NHK紅白歌合戦』では裸に白塗り&赤塗りという奇抜な格好で登場したり(1999年に「野猿」として出場した際もこの姿を自ら踏襲)、2008年に「矢島美容室」として出演した『FNS歌謡祭』において歌唱中に石橋がマイクを倒したことで"口パク"であることがバレてしまったりと、数々の見せ場を作ってきた。
このように、生放送の番組に登場すれば必ずといっていいほど何かやらかしてくれる。それが、とんねるずなのである。14日の『いいとも』でテレフォンショッキング最長時間記録を更新したり、突然レギュラーを取り付けたりしたことも、彼らのそんなスタイルの現れといえるだろう。
南海キャンディーズの山里亮太は、15日深夜に放送された自身のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)の中で、とんねるずのこのような姿勢について、「いいとものとんねるずさん、かっこよかったぁ。やっぱりスターって凄いね。おれがちっちゃい頃からだけど、とんねるずさんと生放送っていう組み合わせのドキドキする感じ。あせないよね」と発言。後輩芸人たちにとって、とんねるずの奔放さはやはり憧れの対象となっているようだ。
そして、今後不定期で出演することになる『いいとも』。久しぶりに生放送のとんねるずが存分に見られるとあって、どんな"伝説"を起こしていくか期待して観たいところだが、特に注目なのは、月曜日と水曜日に出演した場合の回だ。月曜日は、これまでとんねるずとの仕事が極端に少ない千原ジュニアがレギュラーとして出演する曜日。どんな絡みが繰り広げられるのだろうか? そして水曜日は、とんねるずと同じく「生放送で何かやらかす」という性格を持つ爆笑問題の太田光がレギュラーの曜日。お祭り騒ぎの予感がぷんぷんしてくる。
とにもかくにも、テレビファンにとっては、番組終了までのカウントダウンを刻みはじめた『笑っていいとも!』からは様々な点で目が離せなそうだ。
【参照リンク】
・笑っていいとも-フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/iitomo/index.html