イタリア・タオルミーナで休暇中のミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が、補強についてコメントした。「チームには競争力がある。数日後に代表選手たちも戻ってくるし、我々は万全になるだろう」と話している。

「ロビーニョ? 良い感じだよ。監督からは、とても頑張っていると聞いている。素晴らしい選手だよ。彼がしなければいけないのは、1年目のシーズンのように戻ることだけだ」

「(アデム・)リャイッチ獲得への道を進めることはできない。ロビーニョが移籍しないからだ。一方、本田(圭佑)については違う。1月に彼が加わる良い可能性がある」

一方、ミランやナポリが関心を示していたパルマDFガブリエル・パレッタは、残留することになるようだ。同選手が「会長に何度か言ったし、それが何よりの保証だと思う。僕はパルマ残留を願っているんだ」と話した。

パレッタには、1月にホッフェンハイムもオファーを出したが、パルマのトンマーゾ・ギラルディ会長が断っていた。パルマは今年クラブ創立100周年のシーズンとなるが、パレッタは守備陣の大黒柱となりそうだ。

なお、ミランを退団し、コロンビアのボゴタに戻ると思われていたDFマリオ・ジェペスは、やはりアタランタに加わることになりそうだ。37歳の同選手について、アタランタのアントニオ・ペルカッシ会長が、「ジェペスは加わるよ。ただ、我々はほかの補強にも動いているがね」と明かしている。